車中泊の場所と車種
しまなみ海道サービスエリア | ヴォクシー | 4人
愛媛県 | 会社員 | 30歳 | 男性 | ワタル
真夏の夜におきた家族4人で1泊2日の夜の出来事。
それは、最低で最高の忘れられない1夜になりました。
家族構成をはじめに紹介しておきます。
私は30歳。
今から6年前に結婚した2歳年上の妻、そして4歳と2歳の娘が2人います。
広島に妻の実家があり、土日を使って家族4人で遊びにいくときに起こった出来事です。
私たちが住んでいるのは「みかん」が有名な愛媛県。
ここ愛媛県は四国の中の一県で、本州と繋がっていないために広島県まで行くのに「しまなみ海道」という橋を通る必要がありスムーズに走って片道2.5時間くらいです。
当初の予定は土曜日の朝7時に出発し10時に到着、そして夜9時には妻の実家を出て日が変わるかくらいの時間には帰ってくる予定でした。
予定通り7時に出発し、途中事故に遭遇し予定の30分遅く10時半くらいに妻の実家に到着しました。
妻の実家には1年ぶりでお義母さんも娘2人も大喜び。
お昼はお寿司を食べに行き、それからみんなで買い物をしに行き夕方には妻の実家でご飯を食べました。
そろそろ帰ろうかと思ったけど、子供が帰りたくないとダダをこね妻の実家は23時くらいに出ることに。
泣く娘たちに少し寂しそうな表情のお義母さんが「また遊びにきてね」と言い私たちは妻の実家を出ました。
車に乗り込んでも少しの間娘たちは泣いていましたが、車を走らせて10分もすれば娘たちは泣きやみ、たくさん遊んだからかすぐに眠りにつきました。
それから1時間半ほど車を走らせるとしまなみ海道に突入。
朝早く出発したのと日中の疲れからか、疲労感に襲われてサービスエリアに寄ることに。
止まったところは自動販売機が3台だけ置いてあるところで、周りは車中泊をしている車が数台。
灯も少なく薄暗いところでした。
あたりは静寂で、仕事が多忙だった私は久しぶりに夜景を見ました。
普段は娘と妻が一緒に寝て、夜は私一人で仕事の続きをする感じだったので妻と夜にゆっくり話すのは久しぶりに感じました。
近所の人の話し、娘の話し、どれも毎日顔を合わせ同じ場所で生活をしているはずなのに知らないことが多く新鮮味さえ感じました。
普段、「家族を見ているようで見れていないのかな」とさえ感じました。
仕事は大切です。
ただ、「メリハリをつけることも大切なのではないか」ということも気づかされた1夜でした。
その日は安全のため車中泊をしましたが、テレビなど何もない状態だからこそきちんと話せたいい1夜でした。