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「しょぼい起業で生きていく」というタイトルに惹かれて手に取りました。

おすすめする本

しょぼい起業で生きていく | えらいてんちょう


32歳 | 男性 | パート・アルバイト | じぇんとるマン

仕事に悩んでいるときに、本屋さんで「しょぼい起業で生きていく」というタイトルに興味を惹かれて手に取りました。著者である、えらいてんちょうさんは、有名大学を卒業しながらも大企業に勤めることなく個人事業で仕事を始められたそうです。一般的に起業に関する本は、ものすごい大きなビジョンを持って大金を稼ぐような話が多いのですが、この本は全然違っていて良い意味で肩の力が抜けているんです。力まずに読めたので、ちょっと悩んで意欲が低下していた私でもスイスイと読み進めることができました。全体として感じたことは、「お金」にとらわれすぎないことが大切なんだなと思いましたね。起業といえばお金を稼ぐことばかりが頭によぎってしまうんですが、確かに好きなことを楽しんでいるうちに知らない間に周囲に人が集まってくるのかもしれません。従業員であれお客さんであれ。そうやって人生の一部として楽しみながら仕事をしているうちに、気がついたらそれなりのお金が貯まっていたというのが理想ですよね。今すぐに起業するかどうかはわかりませんが、生き方そのものを考えさせられる本でした。満員電車や会社という組織に嫌気がさしている人は、ぜひ手に取って読んでほしいですね。