「子どもと学ぶJavaScriptプログラミング入門」で、挑戦しました。

早期退職した元教員です。今後はオンラインを使って、子どもたちにプログラミングやICT教育を行いたいと思い、この本に挑戦してみました。「初めてでもOK！パソコンを使ってゲームを作ろう」と表紙に書いてあったので、ゲーム完成を目標に最後までやり通しました。確かにマニュアル通りにやればゲームを作ることはできましたが、プログラミングの仕組みを理解したり、他のゲーム作りに応用したりはできません。好きな子なら小学２年生でもやろうとするでしょうが、中学３年生でも数ページめくってお終いの子はたくさんいそうです。情報量に加え、タスクの量も多く、全部取り組むにはかなりの忍耐力が必要なので、保護者は無理強いしないことをおすすめします。
　JavaScriptではなくScratchの方が理屈を分かりやすいと思いますので、まずはScratchの入門編をやってみて、もっと複雑なコードを自分で組みたくなったら、JavaScript入門編に進むのがよいと思います。いずれにしろ、無料のゲームアプリでプログラミングの考え方の基礎を学習してから本に進んだ方がいいです。学校でプログラミング教育が始まっていますので、プログラミングは楽しいものだとまず思ってもらう必要があります。本から入ると、面倒な単純作業に嫌気がさしてしまう可能性大です。