家庭用体重計で体脂肪率は測らないほうがいい理由

ダイエットには欠かせない体重計。
最近では同時に体脂肪率まで測れるものも少なくないですね。

体重計には毎日乗りましょう。
自分の体重をチェックするという意味とダイエットへの意識付けをするためです。
少なくとも私は体重計に乗るようになってからは体重増にはなっておりません。
意識付けできるだけでちょっとした待ち時間などもスクワットしたりして運動してないと気持ち悪くなってきました^^;

しかし注意して欲しいのは体重計に付いている体脂肪率を測る機能です。
これを鵜呑みにしてしまってはダイエットはうまくいきません。
もし家庭で本格的なジムに設置している体脂肪率計を所有しているなら話は別ですが、一般家庭にある体重計の体脂肪率計は全くダメダメです。

これは体に微弱な電流を流して、その流れやすさを計測して数値として出しているだけなのです。
基本的には脂肪は電気を流しにくいので「電気が流れにくかったら体脂肪率32%」「おお!これだけ流れたら15%だね」という具合に脂肪量ではなく電気の流れやすさで計測しております。

脂肪とは逆に水分は電気を流しやすくします。
なので水を飲んでから体脂肪を測るだけで体脂肪が一気に減ったような数値が表示されます。
風呂あがりに水滴がついていればもちろん痩せたような気になります。
逆に夏場で汗をかいて体内の水分が減っている時などは「ええ〜?」というようなおデブちゃんになってしまいます。

家庭用体重計で体脂肪率を測る時は「だいたいこれぐらいなんだな〜」というぐらいの目安にする程度でじゅうぶんです。
ダイエット中は月に2〜3回測ってみるぐらいでいいと思います。