先日このようなブログがSNSで流れてきた。
居酒屋や焼き鳥屋でドリンクを頼まずにご飯だけを食べていく客が増えているらしい
内容としては、最近の若者は居酒屋や焼鳥屋でドリンクを頼まずにお冷だけで済ませる人が多いらしい。グループ全員お冷だけとかも増えてるらしい。
わたしも30歳を越えてるし、そもそもお酒が好きなので居酒屋でお冷だけというのはないが、正直若い世代にとってドリンク1杯500円というのはツライと思う。
このブログ主が言うには
「酒を飲めない人に酒を飲ませない」という流れが出てきたこと自体は素晴らしい事だと思います。ただ、それがそのまま「酒を飲まない人は水」という流れになってきてしまっており、それが居酒屋の経営を圧迫してしまっているようです。
ときどき「ドリンクのオーダーが無いぐらいで営業ができなくなるのなら、それは店側の努力不足だ」という声を聞くことがありますが、それは違うのではないかなと思います。
とのこと。
ドリンクの利益率がいいのはわかります。が、そもそも飲酒運転が厳罰化されました。そして不景気・・・。年収200万円世代の若者たち。
これだけの条件が今始まったことではありません。リーマンショックが起こって7年経ってるのです。従来通りに若者も金を使ってくれると想定している時点で経営者失格です。
わたしがたまに行く焼鳥屋さんでは、運転手はソフトドリンク飲み放題という設定になっております。つまり、車で行くと呑めない人が一人タダ。こういう施策で飲酒運転に対してのハードルを越えているわけです。(もちろん無料ソフトドリンク分がフード料金に含まれているのでしょうけどね)
何も考えずに経営してドリンクしか頼んでくれないからキビシーと言ってるだけなら店を畳んでしまえ!
そしてこの人まだ何か言ってるのです。
私は店の雰囲気や店の良さは、良い客があってこそだと考えています。
店のホスピタリティに関わらず、店の雰囲気、店の在り方、店の役割というものは客も一緒になって作るものです。
甘えん坊将軍ですね。
ついには客が悪いと言い出した。
いいお店になるには「良い客にリピートしてもらう」他ないのです。そして誰もが最初から良い客というわけではありません。店側が「悪い客/普通の客」から「良い客」に育ててあげなければなりません。
接客態度、コミュニケーション、サービス。それに対しての対価を少し多め(ボッタクリは死んでね)にもらう。
それらに納得して継続して来店してくれるお客様こそが良い客なのではないのかな。
「店」「料理」「立地」から「個(店主・スタッフ)」が来店目的になれば自然と利益率も上がりトラブルも少ない店になると思いますけどどうですか?
逆に悪い神様(客)に来店されない工夫も必要となりますよね。
そこはもうド直球で「ドリンクオーダーの無いお客様はお断り」の旨を看板に書いておけばいいだけです。
自分、スタッフ、仕入先、客、みんなが幸せになるように利益をしっかり残せる経営をしてください。
そして稼いだ金をどんどん使えば景気はよくなって若者の年収も上がるでしょう。そしたらお冷からソフトドリンクぐらいにはグレードアップするかもね。