「スケッチ感覚でパースが描ける本」で初めてパースが描けるように!

おすすめする本

スケッチ感覚でパースが描ける本 | 中山繁信


27歳 | 女性 | 会社員 | 半田ふみ

絵を描く人で、「パースを勉強したい!でもパースって難しそう…」と思っている人は多いのではないでしょうか?
私もその一人で、これまで何度かパースの勉強に挑戦していましたが、初っ端から理解できないことが多く、かなり早い段階で挫折していました。
しかし、この本に出会ってから、自分の中での「パース」に対するハードルがかなり下がりました。
本を開くと、まず「パースとは?」という点から解説してくれます。パースに対する苦手意識からすでに詰まりそうになりますが、落ち着いてよく読めば難しいことは書いてありません。むしろ、1ページに対して文量は少なめ、なのに分かりやすいです。
解説に使われる絵も、表紙の絵と同じく明らかにフリーハンドで描かれたような線でもって描かれており、そこにまたホッとさせられます。
いよいよパースの構造や解説の説明に入ってからは、私は実際に図を描き写しながら読み進めました。すると、フリーハンドで適当な部分もあるのに、立派にパースらしい構図の図が描けたのです!
まず一点透視法を何度か描いたり解説を読んだりしたあとに、実際に自分の絵で試してみたら、本当に実践できました。
簡単なうえに、パースへの理解も深められる本だと思います。
パースに苦手意識を持っている絵描きにこそ読んでほしい本です。