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コーヒーかすで消臭剤作ってみた!湿った状態と乾燥した状態ではどちらが消臭効果があるのか調べてみた

なぜかごくごく最近になってコーヒーかすを消臭剤として再利用することに目覚めてしまいました。
家で打ち合わせ&パーティーを行ったりするので、いろんなニオイが度々充満しております。窓全開で換気扇MAXでも数日間ニオイが残ったりと…
そこでコーヒー豆のかすを置いてみたところ、比較的スムーズにニオイとオサラバできているような気がしたのです。

こんな感じで、ほんとに食品トレーにコーヒー豆のかすをそのまま放置。

そこで気になったのが、乾燥した状態よりも湿った状態の方が消臭効果高いんじゃね?と感じてしまったわけです。
ほんとのところはどうなの???ということで優秀な課金済みAIに聞いてみました。


コーヒーかすの消臭メカニズム

コーヒー豆を抽出した後に残るコーヒーかすには、臭いを吸着・分解するさまざまな作用があります。

  1. 多孔質構造による吸着
    コーヒーかすは、目に見えない微細な穴が無数に空いた多孔質構造を持ちます。活性炭の消臭原理と同様に、この多孔質構造が臭いの元となる分子を物理的に吸着し、脱臭に寄与します。

  2. 酸性成分による中和
    コーヒーかす自体は弱い酸性です。そのため、アンモニアのようなアルカリ性の臭いを中和しやすい性質があります。アンモニア臭(尿や汗、生ゴミ由来のツンとした臭いなど)などは、コーヒーかすに含まれる酸によって化学的に中和され、無臭化されます。

  3. ポリフェノール類による吸着・分解
    コーヒー豆にはクロロゲン酸などのポリフェノール類が含まれており、抽出後のかすにも一定量が残っています。これらのポリフェノールは悪臭の原因物質を吸着し、化学反応によって分解する働きを持っています。さらに抗酸化作用や抗菌作用もあるため、臭いの原因となる細菌の繁殖を抑制する効果も期待されています。

  4. 水分の役割
    使用後のコーヒーかすには抽出時の水分が含まれており、この“湿り気”が消臭効果を高める一因になることがわかっています。水分があると、臭いの元となる揮発性物質を溶解してかすに取り込みやすくし、さらに酸やポリフェノールと化学的に結合しやすくなります。


湿った状態と乾燥した状態の消臭効果比較

実験例として、活性炭とコーヒーかすを比較したところ、コーヒーかすは乾燥した状態でも活性炭より高いアンモニアの吸着率を示し、湿ったコーヒーかすに至ってはさらに倍以上もの優れた脱臭効果が観察されています。
つまり、アンモニアなど水に溶けやすい臭気に対しては、湿ったコーヒーかすの方が消臭能力が高いといえます。一方で、乾燥させたコーヒーかすにも一定の脱臭効果があり、湿ったかすほどの即効性はないものの、長期間保存・使用できる点がメリットです。


臭いの種類による効果の違い

コーヒーかすは家庭内のさまざまな臭いに対して一定の消臭効果があります。特にアンモニア系の悪臭(尿臭、トイレ臭、生ゴミ臭など)に強く、タバコの臭いや台所の生ゴミ臭、冷蔵庫内の食品臭にも有効です。

  • アンモニア系臭(トイレ臭、ペットの尿臭など)
    アンモニア臭の中和に強く、弱酸性のコーヒーかすがアルカリ性のアンモニア臭を化学的に無臭化します。
  • タバコ臭
    タールやニコチンなどが含まれる複合臭ですが、コーヒーかすが吸着・マスキング効果によって嫌な匂いを和らげます。
  • 食べ物・生ゴミ臭
    アミン類や硫黄化合物の一部をコーヒーかすが吸着し、抗菌作用が雑菌の増殖を抑えるため、冷蔵庫や台所の脱臭に利用できます。

コーヒーかすの効果的な使い方

湿ったまま使う場合(即効性重視)

  • 淹れた直後の湿ったコーヒーかすを、小皿や容器に広げて臭いが気になる場所に置く。
  • アンモニアなどの強い悪臭には特に即効性が期待できる。
  • カビのリスクが高いため、1〜2日程度で交換する。

乾燥させて使う場合(持続性重視)

  • フライパンや電子レンジなどで十分に乾燥させたコーヒーかすを、不織布のパックや通気性の良い布袋に入れて、靴箱・クローゼット・冷蔵庫内などに設置する。
  • 湿ったかすほどの即効性はないが、長めに置いておける。
  • 1週間~1か月程度で交換するのが一般的だが、臭いが戻ってきたり、湿気を帯びたら早めに交換。

湿ったコーヒーかす使用時の注意(カビ・衛生面)

  • 湿ったまま長期間放置するとカビが発生しやすく、かえって部屋にカビ臭を広げる恐れがある。
  • 特に夏場や多湿環境では、毎日取り替えるくらいの感覚で小まめに交換する。
  • 使い終わったかすは可燃ゴミとして処分するか、肥料などへの再利用を考える。
  • 保存する際は完全に乾燥させてから密閉容器で保管するか冷凍保存する。

まとめ

  • 湿ったコーヒーかすはアンモニア臭など水溶性の強い悪臭に対して即効性・高い消臭効果が期待できるが、カビに注意が必要。
  • 乾燥したコーヒーかすは即効性ではやや劣るものの、長期間使用できて扱いやすい。
  • トイレや生ゴミ・冷蔵庫など臭いの種類や場所に応じて、湿ったままor乾燥させたかすを使い分けると効果的。

身近に出る廃棄物を有効利用できるエコな消臭方法なので、ぜひ試してみてください。


とのことでした!
非常に勉強になりました。
そういえばスターバックスのトイレにもコーヒー豆のかす置いてますよね。