知人と婚活パーティー事業を計画しております。初回ということで知り合いを誘ってメンバーを集めているのですが、非常に難しい問題に直面しております。
男性メンバーが集まらない!
女性は比較的簡単にスグに集まります。しかし、男性が全く集まらないのだ!
という話を知人の人材派遣会社の人にしたところ「非正規の独身男性なら山ほど溢れてるよw」とのこと。
なるほど!
自分自身も別にたくさん稼いでいるわけではないが、非正規社員というだけで結婚から遠ざかった人生になるのか・・・と婚活パーティーの企画から日本の抱えている問題を垣間見ることができました。
男性が結婚できないということは、女性も結婚できないということです。子どもも生まれないから少子化は進むばかり。少子化が進めば健康保険制度も年金制度も崩壊するでしょう。
40年後に3分の2まで減少してしまう日本人。本当にこれでいいのか!?
ということでいろいろ考えてみた結果、今の50〜70代の考え方が時代に全く合ってないのだと思った。
男は働け、女は家を守れという時代を生きてきた人たちは、少なくとも男が正社員として活躍できていた時代を生きてきたわけです。バブルも経験してるだろうし。
だから、自分の娘が結婚するとなった時に相手が非正規なんてのは言語道断という判断を下す。もちろん娘にも結婚相手は必ずサラリーマンと言い続けてるだろう。公務員ならなおよしと。
女性が活躍する社会になって女性の正社員が増えた。しかし、長く続いた不景気の影響で「正社員を辞めるのはもったいない」という理由もあるのだろうが、結婚しても仕事を辞めずに子どもも作らない夫婦が身の回りでも少なくはない。
そのツケとして女性の晩婚化は進み、男性の非正規社員も増えてしまっている。
仕事があって経済が回って少しでも人手が必要な時代であれば1億総活躍社会というのもわかるのだが、現状の日本を救うのは1周回って「男は働け、女は家を守れ」しかないと思う。
または、政府主導で「非正規社員でも2人で力を合わせれば正社員並みの給料は貰えるよ」と親世代を説得するべきである。民進党あたりが目くじら立てて文句言うと思うがw
「結婚したいけど相手は正社員じゃないとダメな女」と「非正規社員の男」で溢れている日本ではなかなか婚活パーティーも難しい。
いっそのこと、「相手が非正規社員でもいい女」と「専業主夫になります男」を組み合わせる婚活パーティーとか流行りそう。
「共働きで頑張ろう婚活パーティー」や「お金なんかイラネーよ自由に生きようぜ婚活パーティー」なんかもイケるかも。
時代に合わせて事業を考えるように、結婚相手に求める条件も時代に合わせて変えていけることができたらいいのにね。専業主婦なんて言葉はもはや死語ですよ。
そしてみんな何か勘違いしていると思いますが、今は非正規社員でも景気が良くなればそのうち正社員になれますよ。きっと。
ということで非正規社員のみなさんもどんどん婚活パーティーに参加してみてください。女性は正社員・非正規社員で相手を選ぶのではなくて、顔や性格を見て自分の好みの男性であれば(しばらくの間は)共働きでもいいか〜っというぐらいの気持ちで婚活してみればもっと選択肢が広がると思いますよ!