2018年末、日本のIT業界がこぞって競争しているのがQRコード決済サービスシェアの獲得である。
中国や韓国では既にQRコード決済が主流になっているが、日本ではまだまだ現金社会である。
目次
現金決済のイヤなところ
自分は他の何よりも現金決済が嫌いである。なぜ嫌いなのか?
小銭が発生するから
普段は小銭入れの付いていない薄型財布を持ち歩いているため、小銭が発生するだけでポケットが膨らんでしまうのである。
その他の理由としては、小銭はなんとなくではあるが、汚いイメージがある。紙幣も汚いとは思うがアルミや銅と比べるとよっぽどマシだと思う。
そして小銭は重い。あんなもんジャラジャラ持ち歩く時代ではなかろうに。
計算がめんどくさい
これも本当に小銭をできるだけ少なくしたいという思いからのめんどくささなのではあるが、お釣りの小銭ができるだけ少数になるように支払い時にわざわざ計算してお金払うのがめんどくさい。
脳トレだと思えば大丈夫だが、仕事帰りの疲れている時にそんなしょーもないことで頭を使いたくない。
現金決済は遅い
これは完全にスピード面での話。どうしても現金支払いではキャッシュレス決済と比べると遅くなってしまう。当たり前の話だ。決済終了までのターン数が違うのだから。
キャッシュレス決済の良いところ
とにかくスピーディー
ハッキリ言ってこれほどまでラクチンだとは思わなかった。
自分はiPhone7が登場してからApple PayやモバイルSuicaを使い倒してきましたが、まさに生活が変わるレベルです。
支払いも電車乗るのもノンストレス。スピーディーです。
キャッシュレス決済の悪いところ
対応店舗が少ない
まだまだ電子マネーやQRコード決済に対応していない店が多すぎます。
スマホ決済に慣れてしまうと財布の中からクレジットカードを取り出す行為ですらめんどくさく感じます。2019年になろうとしている時代にクレジットカード決済すら未導入の店舗もたくさんありますが、よっぽどの付加価値があるお店以外は完全に敬遠してしまいます。
店舗入口に「クレジットカード決済未対応」と大きく書いておいてほしい。
少額決済に対応してくれない店舗がある
これは主にクレジットカード支払いの時ですが、「ランチ営業はクレジットカード払いできない」とか「10000円未満は現金払いのみ」みたいな店がけっこうあります。これってハッキリ言って規約違反になるんですが、これからの時代はそういう店舗から淘汰されていくんでしょうね。
少々値上げしといてもキャッシュレスで決済させた方が良い客が定着するし、売り上げも上がると思うんですけどね〜。
お給料の電子マネー支払いがOKになるようなのでこの流れは確実なものになるでしょう。
QRコード決済試してみたけどどれがいい?
PayPay、LINE Pay、楽天Payの3つのQRコード決済を試してみたのですが、結局のところどれが一番良いのでしょうか?
結論から言うと、自分の生活スタイルに合わせるのが良い!ということになると思います。
PayPay
彗星の如く現れたPayPay。アプリ入れるだけで500円貰えるうえに、お買い物金額の20%還元や40回に1回無料になるというスペシャルなキャンペーンで話題になったPayPay。
セキュリティに問題が見つかったもののすごい勢いでユーザー数を獲得したことでしょう。
今の段階ではPayPayを使い続ける理由は特に見当たりません。
初回登録時に付与される500円でお買い物して終わってもいいと思います。
ただし、他のQRコード決済と比べて店舗側が導入しやすいというメリット(しばらくの間手数料無料)があるので今後も一気に普及していくことでしょう。
LINE Pay
LINE Payは日本人が大好きなLINEを使った決済です。
ユーザー同士のLINE Payやりとりが非常に簡単なので割り勘する時などに便利。ただし、割り勘する人全員がLINE Payを使用しているという条件下でしか役に立たない。
PayPayや楽天Payと比べるとアプリの使い方が解りづらい。LINEアプリの右下のボタンから開くというのは使い慣れていない人はほぼ迷子になる。
2018年末までは20%をLINEポイントで還元してくれるキャンペーン実施中。このキャンペーン中だけはどんどんLINE Payを使うべきだろう。
ちなみにLINEポイントはそのままLINE Payとしても使えるのでありがたい。
楽天Pay
自分にとってはこいつが普及してくれるのが一番ベストかも知れない。
なぜならば、楽天アフィリエイトをしているので楽天ポイントがどんどん貯まるのだ。楽天Payは楽天ポイントをそのままお金として使うことができるのである。
しかも楽天Payで支払うことでまた楽天ポイントが貰えるという無限ループ。
今までは楽天ポイントで支払える店といえば近所ではマクドナルドやミスタードーナツぐらいしかなかったのだが、楽天Payの普及に伴ってファミリーマートやローソンでも使えるようになってきた。
楽天カードマンでお馴染みの楽天カードを持っている人なら楽天Payで使うクレジットカードを楽天カードにしておけばいい。知らん間に楽天ポイントがどんどん貯まっていくことでしょう。
結論
2018年末まではLINE Payをガシガシ活用して20%のバックをもらおう。
それ以後は楽天Payでどんどん楽天ポイント貯めよう。もちろん貯まった楽天ポイントは楽天市場でも楽天トラベルでも使える。
何をしでかすかわからないのがPayPay。PayPayはユーザー数を獲得するためにいきなり100億円をバラまいたほどだ。これからも面白い企画をビシバシぶっこんでくることは確実だろう。その時はPayPayを使おう。
そうなった時に次はLINE Payが追っかけキャンペーンを行ってくれる。
つまり、これから登場してくる決済サービスも含め、全てのサービスを使いながら、その時一番お得な決済方法で支払うというのが一番賢い。
バカみたいに「なんとなく怖い」なんて言ってる間にラッキーキャンペーンは終わってしまうのだ。
Apple Pay(iDやQUICPay)のような電子マネーの導入は店舗側に専用の機械が必要となるが、QRコード決済に関しては、時店舗のQRコードさえあればいつでもどこでも決済が可能となる。ペラッペラの紙切れ一枚がレジになるのだ。こんな革命他にありますか?お祭り屋台などで大活躍することでしょう。
あぁ〜、早く近所の居心地いいカフェでも導入してくれたらいいのにな〜。