都心から1時間半の癒し、自然と秘湯の日帰り旅行

旅行先

蛇の湯温泉 たから荘 | 東京都西多摩郡檜原村


東京都 | 会社員 | 30歳 | 女性 | えみ

新型コロナウイルスによる自粛もあけ、他都道府県への移動も可能となり、観光業が再開しようとしています。まずは身近な観光地から足を延ばし、自粛疲れを癒したい…。
そんな首都圏の方へおすすめしたいのが東京都西多摩郡にある檜原村です。都心から車で1時間半の場所にある、都内唯一の村です。都会の生活から心身を開放してくれる自然はもちろん、なんと秘湯温泉があるのです!そんな檜原村への日帰り旅行記です。

檜原村は都心から車でたった1時間半。朝からレンタカーを借りて新宿付近を出発すると、安全運転でドライブを楽しんでもお昼ごはんに余裕のある時間に到着します。都内に住んでいると運転の機会にあまり巡り合えないので、焦らずに運転できる距離が良いですね。
あっという間に山道となり、緑に囲まれました。
本日のお目当てはこちらです。

「蛇の湯お温泉 たから荘」。
見てください、この歴史を感じる建物を。
兜造りでできていて、築300年以上の歴史を持つそうです。こちらが秘湯を守る会に登録されている秘湯温泉です。

もちろん宿泊もできますが、今回は日帰り温泉を楽しんで昼食をいただきます。
中に入ると、懐かしい日本家屋に自然と心が和らぎます。畳の香りって安心しませんか。アンティークな装飾物も並んでいて雰囲気たっぷりです。そしてかなり広々としていています。都内だとどこへ行ってもたくさんの人がいて常にどこか気を張っているような…定期的に日常を忘れてこのようなゆとりのある場所で充電したくなります。すでにとても良いです!

まずは温泉へ。
その昔、傷ついた大蛇が河原に湧く湯で傷をいやしたと言い伝えられるため、蛇の湯温泉とい呼ばれているそうです。近くに渓流が流れているため、川のせせらぎを聞きながらお湯に浸かることができます。お湯はお無色透明でほのかに硫黄の香りが感じられる程度なので、どんな人でも楽しめるのではないでしょうか。

リフレッシュした後はお食事をいただきます。
昨年の訪問なので当然コロナ前だったのですが、かなりソーシャルディスタンスがとられている席の並びです。
宿に入った時からそうですが、余裕がありシンプルで、過剰なおもてなしなどはなく、自然を感じながらゆったりと過ごすことができる空間です。
窓の外からは山の美しい緑が一望できます。

こちらでは山菜蕎麦とあゆの塩焼きをいただきました。
いわずもがな!絶対においしい組み合わせ!!お食事もシンプルイズベスト!大自然の中でいただく地産のものって、どうしてこんなに美味しいのでしょうか。自然の恵みに感謝です。

お食事スペース以外にも広い和室などがあり、とにかくくつろげるのがまた魅力的です。
しばらくのんびりと過ごした後、宿を出ました。

その後は、なんと“日本の滝百選”に選ばれている「払沢(ふっさわ)の滝」を見に行ったり、軽くトレッキングをして自然を堪能します。マイナスイオンがすごい!
また檜原村には「ひのじゃがくん」というキャラクターがいるのですが、特産品がじゃがいもなのだそうです。名物じゃがばーがーもいただきました。
存分に楽しんだ後、日が暮れないうちに檜原村を後にしました。
帰り道も、1時間半という距離は少し疲れた身体にうれしいですね。

檜原村はぜひまた訪問したい場所ですし、次回は絶対にたから荘で宿泊をしたいと思います。