江戸時代にタイムスリップ!!福島の大内宿をお着物散歩

旅行先

大内宿 | 福島県会津市


東京都 | 会社員 | 30歳 | 女性 | amane

東京から車で3時間、もしくは新幹線と電車を乗り継ぐこと3時間半で東北福島の秘境(?)大内宿へ。
全長450mのかやぶき屋根が立ち並ぶ情緒ある街並みにわくわくが止まりません。
行ってから知ったのですが、重要伝統的建造物群保存地区らしいです。
簡単に言うと昔からの建物がたくさん保存されています、ということですね。
道沿いにあるのはお土産屋さんとお蕎麦屋さんがメインです。
街道に面している部分は店舗、後ろ側が民家になっていて、お店の方はみなさんそこに住まれているようです。

まずは事前に予約をしていたお着物をレンタルしました。
着物と帯をずらっと出していただいて、そこから好みのものを選びます。冬は防寒必須なのでヒートテックの重ね着とレギンスは絶対履いてきてくださいね!とのことでした。
夏は浴衣レンタルにかわるそうです。鞄も足袋も草履もすべて一式レンタルだったので本当に手ぶらでOK。
荷物も預かってもらえたので身軽になって散策を開始できました。

大内宿には街並み展示館という施設があります。昔の道具や囲炉裏や、機織り機などが展示されています。
写真撮影もOKなので着物を着ていると囲炉裏まわりでの写真撮影がはかどります。

街道を散策しているとお腹がすいてきたのでお昼ごはんに。ここで食べるべきなのはお蕎麦です!
名物ネギそば、お箸の代わりに白ネギがぽんと出されるのですが、写真映えはなかなかのものです…。
ちなみにすごく食べにくいです。食べているうちにネギは短くなっていきますし、当然生のネギなので辛いのが苦手な方はとくに気を付けてください!
ネギそばとイワナは鉄板らしく、どこのお蕎麦屋さんでもおいてありました。
お蕎麦自体はとてもおいしく、イワナの天ぷらも絶品でした!

街道を進んでいくと一番奥にあるのが大内宿見晴台です。階段を登って上まで行くと、まるでパンフレットのような大内宿の街並みが一望できるようです。着物を着てこの階段を登るのが辛すぎて私は断念しましたので、次に行く時には着付けをしてもらう前に登っておこうと思います…。

 

街並みも素敵で、お蕎麦も食べ歩きのお餅も美味しくて言うことなしの大内宿ですが、それ以上に好きになったポイントはお店の方々のあたたかさ!
私は友人と2人で着物を着て歩きつつ、お互いの写真を撮り合いっこしていたのですが、その光景を見たお土産屋さんのご主人がわざわざお店から出てきて、「写真、撮りましょうか!こっち側から撮ったほうがおすすめですよ!」と写真を撮ってくださったり(お店番は大丈夫なのかしらとこちらはひやひや…)、着付けをしてくださった担当の方がバスの時間が迫っても戻らない私たちを心配して電話をくださったり、お蕎麦屋さんが着物の私たちを気遣って座敷しかないけれども大丈夫かと事前に確認してくださったり…。
東北福島で人々のあたたかさを感じられる旅でした。
車がない場合のアクセスはあまりよくないのですが、それでも季節違いで何度も足を運びたくなるような温かい街だと思います。