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最高のチームの作り方 | 栗山英樹
21歳 | 男性 | 学生 | kuroyuki
栗山英樹氏の「最高のチームの作り方」を読みましたのでレビューしていきたいと思います。
内容としては2016年プロ野球でパリーグ優勝、日本シリーズ優勝と最高の年になった北海道日本ハムファイターズ監督、栗山英樹氏が優勝に至るまでの選手とのやり取りを綴った短編集のようなものになっています。
栗山英樹氏は球界の中でも特に選手との対話、コミュニケーションを重要視している監督でもあり、内容も戦術面というよりかはどうしたらこの選手は力を発揮できるのかといった、実際に指導していく上で大事なことを学べる内容となっているかと思います。
特に私のすきな部分ですが、最後に背番号順で選手とのエピソードを綴っている部分です。選手から学ばせてもらったこと、選手とのやり取りなど、とても小さな、小話のようなものではあるのですが、普段試合をみていたりインタビューを聞いているのとは違う、栗山英樹氏の感情や選手に対するあつすぎる思いがひしひしと伝わってくる、本当に愛のある内容となっており、みんなにぜひ知ってほしい内容です。
ここまで感想を書かせていただきましたが、この本は普段アマチュアなどで監督やコーチなどをやっている方にぜひ読んでほしいと思いました。環境の差はあれど選手たちと対話をし、良いチームを作っていく。そのためのエッセンスがこの本にたっぷりありますので、興味を持っていただけたらぜひご一読ください。
