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スピリチュアル系の作品は数あるなかでも「前世療法」だけで充分、と思える作品です。

おすすめする本

米国精神科医が体験した輪廻転生の神秘 前世療法 | ブライアン・L・ワイス


41歳 | 男性 | 自営業 | neuconmsi

「輪廻転生の神秘」という表題がつく通り、スピリチュアル系です。
輪廻転生というと胡散臭い印象を持たれるかもしれません。しかしこの作品は少し毛色が違います。
精神科医で著者のブライアン・L・ワイスは、優秀で保守的な、ガチガチの科学者という感じで、心霊現象など私には関係ないと思いながら仕事をしていました。
しかしある女性患者の退行催眠をしてから、衝撃的な体験をすることになります。
ワイス博士は患者さんに退行催眠療法を行うわけですが、その女性を施術中、なんと前世まで遡ってしまい、様々な過去生の状況を聞かされ驚かされます。
その過去生で負った心の傷が、過去生まで遡っていくことで患者さんの精神も癒されていく姿を見て、ワイス博士の今までの科学者としてのアイデンティティーを揺さぶられます。
しかもその過去生退行催眠中、なんと過去生に戻るだけでなく、「精霊」「マスター」と呼ばれる存在が現れ、その女性患者さんの口からワイス博士自身しか知らない事実、誰にも明かしたことのない事実を明かされ、衝撃を受けます。
そこから完全にワイス博士の人生が変わってしまうのですが、書かれている内容が詳細に渡り、科学者の目線からの客観的な事実を述べられている感じなので、読んでいるこちらも衝撃を受けました。
この本を読んでいた頃、自分が死ぬ、という事実が急に怖くなり、その恐怖で夜中に目が覚める程だったので、この本は余計に心に響いて、私の救いになりました。死ぬ事が怖くなくなっていったのです。
ワイス博士同様、私自身もこの本に出会って人生が変わりました。
スピリチュアル系の書籍は世に沢山出回っていますが、私はこの作品だけで十分だと思います。定期的に読み返そうと思える、思い出深い作品です。