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置かれた場所で咲きなさい | 渡辺和子
65歳 | 女性 | 主婦 | きこちゃん
私は、7年前に主人を癌で亡くしました。癌と告知されてたったの50日間で主人は天国に旅立ってしまいました。2人の娘は結婚して東京に住んでいたので、私は突然一人暮らしになってしまいました。寂しくて悲しくて辛い日々が続いていましたが、この本のおかげで生きていく勇気と元気をもらいました。
何も楽しみもなく、ただ、生かされていると思っていた自分に心のよりどころができたのです。自分の居場所がずっと見いだせずにいたのだけれど、この本を読んだら、無理はしなくてもいいんだと思いました。今自分がいるところで、鼻を咲かせ馬良いのだという言葉にどんなか助けられたことでしょう。自分が置かれた所こそが私の居場所だと感じたことで、心が救われました。
咲くということは、仕方がないと諦めることではなく、この場所で笑顔に生き、周囲の人々も幸せにすることであるという言葉がどんなにか支えになりました。頑張りすぎらず、今置かれた場所で精いっぱい生きていたら必ずや、花が咲くのです。そして置かれた場所で自分らしく生きていれば、必ず、見守っていてくださる人がいるからと思うと、すごく気持ちが楽になりました。
でも、時には避けない日もあります。そんな時でもコツコツと努力をしていけば、必ず身を結ぶと思えるようになったのも、この本のおかげでした。