高幡不動尊でいい汗かきませんか。帽子と虫よけスプレー忘れずに。

この度、高幡不動尊に行ってきました。高幡不動尊は僕が大病したときに毎月お参りに行っていた場所です。

真言宗智山派別格本山の寺院である高幡山明王院金剛寺は、昔から関東三大不動の一つに挙げられ、高幡不動尊として親しまれてきました。

門をくぐると、向かって左側に新撰組副長、土方歳三の像があります。ここは土方歳三の菩提寺として土方歳三や新撰組隊士慰霊の位牌などや多くの新撰組資料が展示されています。昔、「新撰組」を題材とした大河ドラマが放送されていたので、脳内で土方歳三を含む新撰組隊士の顔がそのドラマの俳優さん達の顔に変換されてしまいます。

名物/高幡まんじゅうのお店で、お昼ご飯用のまんじゅうを買います。

「高幡まんじゅうの店を写真に納めていいですか」と聞いたら「大丈夫だよ」と。
そして、「旅行のネット記事に載るかもしれないですけれど大丈夫ですか」と聞いたら「大丈夫」と笑ってくれました。

おばあさんは肝っ玉おばあさんみたいで豪快な印象を受けました。僕もこのおばあさんみたいに肝っ玉を強くしたいなと思いました。一歩ずつ歩んでいくしかないのですけれど。その後お寺に参拝して祈ります。心なしか、お寺の仏様が笑って歓迎してくれているように感じました。

そしてこの日の一番のイベント。山内八十八箇所巡り。高幡不動尊には寺の中に山があります。そしてそこに88のお地蔵さんが鎮座しています。一つ一つ巡り、お地蔵さんに日頃の感謝やこれから頑張っていくことをお祈りしていきます。

山に登るのは祈るためでもありますが、嫌な気持ちや身体の脂肪など、その他もろもろ汗と一緒に絞り出したいと言う気持ちもあります。

登っていくと山一面に蝉の鳴き声がしゃわしゃわと響きわたります。蝉の鳴き声でのオーケストラです。一つ一つお祈りしながら登っていきます。汗が滝のように流れ出ます。水筒に入った水を飲み干します。ここは昔登った経験があるので、虫が多いことは知っていました。虫除けスプレーをしてきて良かったです。みなさんもここに登るときには虫除けスプレーをすることをお勧めします。

途中、広場に出て昼ご飯を食べます。先程のまんじゅうを食べました。ふかふかでおいしかったです。なにより歩き疲れていたので、甘いまんじゅうは余計に美味しく感じられました。

88箇所巡りを終わって、お参りもきちんと行ったので吉がでるかなと淡い期待をしてしまいました。おみくじを引いたところ、凶がでました。みんな仏様が笑って歓迎してくれたように感じたのに、高幡不動尊はスパルタだなあと思いました。おみくじを引いた後はアドバイスのところもきちんと読むようにしたところ、きちんと救いの言葉もありました。頑張ろうと思えるような温かいメッセージでした。今回高幡不動尊に行って汗をたくさんかいて、いっぱい祈って少し気持ちが楽になった気がしました。

帰ってから少し熱中症になってしまいました。帽子をきちんと被っていけばよかったなと思いました。

それも含めて高幡不動尊はやっぱり温かい場所でした。行ってよかったです。