リピーター向け観光スポット、京都・大原の里

旅行先

大原 | 京都府京都市


東京都 | 会社員 | 29歳 | 女性 | えみかる

京都を訪れたのは、1月、冬真っただ中の時期。
天気は晴れだったものの、大雪が降ったばかりだったため、市街地もちらほら雪が残っていました。

京都を訪れるのは、おそらく6回目。これだけ訪れているとなると、主要な観光地は制覇してしまっています。
今回は時間もあることなので、まだ行ったことのない「大原」まで足を延ばしてみることにしました。

大原は、高倉天皇の妻、建礼門院が余生を過ごした地です。のどかな風景の広がる、のんびりとした里だと聞いています。

1時間京都バスに揺られ、大原バス停に到着。

辺り一面、雪、雪、雪。
山の方にある大原が京都市街地に比べてかなり寒いということは承知でやって来たのですが、予想以上の雪にびっくり。
この時期に京都へ来ることもなかなかありません。どうせなら雪の京都を満喫、雪の感触を楽しみつつ、まずは三千院へ。
バス停からは15分ほど歩きます。

三千院に到着。

最澄が開いた、由緒あるお寺です。

緑豊かな景色を雪が装飾している景色。普段ここまで雪に触れる機会がないこともあり、別の世界に紛れ込んでしまったような感覚でした。

近隣には、順徳天皇陵、後鳥羽天皇陵があります。(入ることはできません)


滑ってしまいそうで少し怖かったです。

お次は、ちょっとまた歩かなければならないのですが、寂光院へ。
てくてくと、雪の残る道を歩いていきます。

のどかで、心が澄んでいくようです。

30分ほど歩いて、寂光院に到着。

建礼門院が晩年過ごした場所です。
この落ち着いた環境で、静かに、平家一族の冥福を祈っていたのだと思います。
紅葉の名所なのですが、今は美しい雪景色。

大原は緑豊かで、四季折々の景色を楽しむことができる場所です。次訪れるなら、紅葉の綺麗な時期に行ってみたいと思いました。
空気も美味しく、リラックスできた旅でした。