HSP(繊細な人)の心に幸せの光を灯す「繊細さんが「自分のまま」で生きる本

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繊細さんが「自分のまま」で生きる本 繊細さは幸せへのコンパス | 武田友紀


33歳 | 女性 | パート・アルバイト | なな

今メディアで話題の「HPS(Highly Sensitive Person)」
通称「繊細さん」。

5人に1人はいるという繊細さんが
ありのままの自分でどのように自分と向き合い、社会と関わっていくかについて
とても優しい口調で描かれた本です。

仕事が大変だった時に
この本を手にとって読んで
思わず涙してしまいました。

繊細さんの特徴は主に4つで、
「深く考える」「過剰に刺激を受けやすい」「共感力が高い」「些細な刺激を察知する」だそうです。

とても自分に当てはまる特徴で
かつ「なんだか生きづらいな」という感覚を常々持っていた私には
「もっと自分をいたわって、守ってあげていいんだよ」と優しく言われているような感じでした。
そのやり方や考え方についても読みやすい文章で書かれています。

また、
「本音を大切にして本来の自分を育てる」
「自分を育てた上で社会と関わる」
という方法についても書かれています。

素敵だなと思ったのは
「繊細さんが社会とどう関わるか」、という部分だけではなく
「繊細さんだからこそ素晴らしいことがある」ということを
とても丁寧に書いてくださっているところです。

落ち込むことがあって
「自分はダメなんじゃないか」と思うような時
励ましてくれているような、包み込んでくれているような
優しい文章になんだか泣けてきました。

そして、
最後の章では「社会とどう関わっていくか」「幸せをどんな風に膨らませていくか」が
書かれています。

読んでいると
気持ちが柔らかくなっていって
「自分の人生の先にとっても素敵な世界が待っている」という気持ちになれる本です。

自分をケアするワークも可愛らしいイラスト付きで載っているので
時々やっています〜。