電車から見える紅葉のトンネル！京都貴船神社で秋のもみじ鑑賞

今回の記事で紹介する「紅葉のライトアップ」は、残念ながら2019年に終了しています。私が旅行に行ったのは、2017年の秋のことでした。なんでも貴船神社は、観光客が少なくゆっくり紅葉鑑賞ができると聞いていました。私と友人は、京都の山奥の貴船神社の紅葉を求めて、旅に出ました。

11月の日の暮れた18時頃。大阪ではまだ紅葉を見ることはできませんでしたが、京都の鞍馬貴船町では、すっかり葉が色づいていました。特にこの写真にあるように、貴船神社までは叡山電鉄を利用して向かいます。そしてその路線のなかで、紅葉のトンネルのライトアップがされていました。途中の駅までは、車内の電気がついているんですが、突然真っ暗に！叡山電鉄の二ノ瀬駅から市原駅間が、「もみじのトンネル」になっていました。電車は少しスピードを落としながら、紅葉の木々の間を通っていきました。まるで現実世界から離れたような気分になりました。窓から見えるのは、赤やオレンジの紅葉だけ。不思議な気持ちになりましたね。すこしの間でしたが、異世界へいったような気分になりました。

貴船神社に到着すると、そこは紅葉と神社のコラボレーション。山奥なので暗いのは暗いのですが、足元と紅葉にはライトアップがされています。神社の階段の両脇には赤い灯篭があり、日本らしい風情がありました。

ちょうど雨が降っていたのですが、ビニール傘だったので、見上げると傘のなかから色づいた紅葉が見えて、とても美しかったのを覚えています。そして、紅葉の木も何本も植えられていて、隙間なく鑑賞することができました。

歩いているとおなかがすきますよね。夕ご飯のまえにちょっとおやつを食べました。ちょうど、お店からもち米を炊く匂いに誘われて、みそだんごを発見しました。私は和菓子が大好きなので、あたたかいこのみそだんごがとっても好きになりました。味噌は甘辛くて、お餅も弾力がありました。京都ならではの、おいしいおやつにも出会えました。
もみじもゆっくり見られ、おいしいみそだんごも食べられた今回の旅は、有意義な旅になりました。