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ネタバレの時間だよ!原作読んだ直後にテレビドラマ「すべてがFになる」の5話を見たら違和感満載!

ネタバレの時間だよ!原作読んだ直後にテレビドラマ「すべてがFになる」の5話を見たら違和感満載!

すべてがFになるがめちゃおもしろい

最近また読書にハマッてます。食欲の秋。読書の秋とはよくいったものですね。
十数年前に出た本がドラマになったことで話題になってる森博嗣さん原作の「すべてがFになる」ですが気になって小説読んでみました。もちろんテレビドラマを見る前に。

一言で感想を述べると

これはおもしろい!

である。

密室殺人のミステリー小説なのだが風景描写もわかりやすくてスラスラと読み進めることができる。池井戸潤さんの半沢シリーズも好きだが半沢はある程度の金融知識がないと読み進めるのが難しい。

「すべてがFになる」しか読んでないのですが、シリーズ化されててこの話はどんどん続いていくらしいです。また読んでみよ。
で、11月18日放送のテレビドラマ「すべてがFになる」の第5話では小説「すべてがFになる」の内容が放送されたのである。テレビでは2話完結なので来週に続くわけだ。

テレビドラマすべてがFになる第5話のあらすじ

では第5話のおさらい。

西之園萌絵(武井咲)と犀川創平(綾野剛)は孤島にある天才プログラマー真賀田四季(早見あかり)の研究所に行くことになる。

研究所内には50数名の人間が住みながら仕事しているが、15年間開かずの扉の中で一人誰とも会わずに暮らしてきた真賀田四季が死体となって扉の中から運搬用ロボットP1に乗って出てきたのである!!!

めちゃくちゃ怖いやん。これめちゃくちゃ怖いやん。(でも原作の方がイメージとしてはもっと怖かった)
テレビで見てる限りは貞子が出てくる時のような感じでしたね。

開かずの黄色い扉内の真賀田四季の部屋には15年間誰も入っていない。しかも入口は黄色い扉だけ。扉の前は監視カメラが付いている。
そして死体が出てきた後で真賀田四季の部屋に入ってみるのだが犯人らしき人物もいない。

完全に密室殺人である。

自殺?違います。真賀田四季の死体は両手足が切断された状況だったので完全に誰かに殺されたわけです。

研究所の所長が真賀田四季の妹である未来を連れてヘリで戻ってきた。そして皆が未来をゲストルームに連れて行ってる間に今度はヘリ内で所長が刺殺された。

誰だ!

というところぐらいで第5話は終わってましたよね。

ではここからは第6話のお話です。完全にネタバレ大放出で犯人公開しますので来週の放送まで気になってしかたない人だけスクロールして続きをご覧ください。


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続き。ネタバレね。

犯人言いますよ〜

本当に言いますよ〜

知りたくない人はこれ以上進んだらあきませんよー


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すべてがFになるのネタバレスタート

ずばり犯人は真賀田四季である。

ええ(;・∀・)

真賀田四季って死んでるやん。

細かい描写はドラマ版ではかなり端折ってる感じなので難しくは書きませんが、実は殺されて出てきた真賀田四季は真賀田四季の娘だったのです。
15年前に真賀田四季の父と母を殺したのは現所長である新藤。そして真賀田四季には新藤との間の子どもを身ごもっていたのである。
真賀田四季はこの子どもを外の世界に出すために「人間は15歳になったら自分の親を殺す生き物」として洗脳しながら育てるのである。
しかし残念ながらこの子どもはそんなことをしそうにない感じだった。

しかし動き出したプログラムは止まらない。

プログラムとは、ドラマの中でデボラ(原作ではレッドマジック)と呼ばれていた真賀田四季が作り出した研究所内のシステムである。
このシステムにはトロイの木馬として「すべてがFになる」ときに作動するプログラムが埋め込まれていた。

それが研究所内の電話やメールを一切遮断して黄色い扉を解錠するといったプログラムである。
その時に娘に殺させた真賀田四季をP1に乗せて外に出し、みんなの注目を「真賀田四季の死体」に集めている時に部屋から脱出させるという手口の予定だった。

しかし真賀田四季の娘はうまくやり遂げる感じではない。

なので真賀田四季は代わりに娘を殺して自分が脱出するという計画に変更したのである。

あれれ?でも脱出するにしても出入口は黄色い扉しかなくてそこには監視カメラがあるやん?

真賀田四季が作ったデボラシステムに組み込まれていた悪魔のプログラムにより1分間分だけ監視カメラの映像が記録されないのである。その間(真賀田四季の死体が出てきた時)がプログラムの世界で使われる16進数でいうFFFFF=すべてがFになる時間なのである。

脱出した真賀田四季はエレベーターに乗り屋上へ。そして真賀田四季の妹である未来を迎えに行って帰ってきたばかりの新藤所長のヘリに乗りこむ。

実は元々真賀田未来はヘリには乗っておらず、実際にはヘリで戻ってきたのは所長一人だったのだ。

ドラマでどのような描写となるのかわからないので難しいことは書かないが、ヘリから降りてきた真賀田未来こそが、脱出した真賀田四季なのだ。そしてそのまま所長を刺した。所長は真賀田四季をかばうために犀川や萌絵の前で刺されているのに今未来を連れて帰ってきたよ〜と演技をしていたのだ。

そしてこの作品の中でもう一人死亡者が出る。副所長の山根だ。山根はいち早くデボラシステムにトロイの木馬が仕掛けられていることに気づいてしまったので真賀田未来(四季)に殺された。

というのが全貌。

しかしおもしろいのが気づいた時には真賀田未来(四季)は舟に乗って島外脱出に成功してしまっているのだ。そしてラストは図書館で犀川創平の前に現れる。さてさてどんなドラマに仕上がっているか来週が楽しみです^^

ドラマを見てからの原作も楽しめると思いますよ。

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