高千穂の雲海を拝みに単身宮崎へ。星空の下の車中泊。

車中泊の場所と車種

宮崎県高千穂 | suzukiの軽自動車 | 1人


東京都 | 会社員 | 29歳 | 男性 | ナチョス

LCCの冬季セールで宮崎往復週末便が5000円で買えるので、一泊二日で宮崎県に行きました。
10月の初めごろでしたが南国なので暖かく日中は25度近くありました。
レンタカーを使い、南は青島日南、北は高千穂の国見ヶ丘で朝一に見られる雲海を拝もうと計画しました。
宮崎市内でチキン南蛮を食べてレンタカーでまず青島に行って植物園や鬼の洗濯板を堪能しました。15時過ぎごろに国道に乗って高千穂を目指しました。日向、延岡を超えてサービスエリアで休みつつ暗い夜の東九州高速道路を北上しました。高千穂あたりで高速を降りて森の中のような山の中のような道路を走りました。国見ヶ丘は秋から春にかけて朝の日の出と共に雲海を拝める土地です。雲海の下には高千穂の街があって九州中央部の山あいの地にあり、朝方はとても冷え込みます。夜中中走りたくなかったので、到着は夜の12時を回った頃でした。丘の手前はずっと上り坂のスラローム状になっていました。小さな駐車場が一つ、大きな駐車場が一つずつありトイレがありました。外はかなり冷え込んでいて10度ほどでした。夜中の街灯もない空は、星が漫然と輝いていてこの空を見れるだけでも東京から1000km以上の空路をかけてきた甲斐があったと思いました。とはいえ一人で真っ暗な駐車場と何も見えない崖しかない土地ではひどく時間を持て余しました。スマホのアプリで時間をつぶしました。インスタグラムに景勝地の写真をアップすることを目的としている私なので、#国見ヶ丘で綺麗な写真を探しました。画像効果で青く雲海を載せているもの、そのままオレンジ色のものとありどう撮ろうか楽しみにしていました。時間が経つと最初は私一人のみ泊まっていた駐車場も少しずつ車が来始めました。ナンバーは熊本や大分、福岡。九州中から雲海を望もうと人々が集まってきていることに興奮しました。外で望遠鏡を使って星を見ている人もいて楽しくなりました。朝5時が少し過ぎた頃から日が昇り始め、人々は丘の上に集まり始めました。家族連れやご老人が多かったです。私は雲海を見にきたと言うよりも初日の出を見にきたような錯覚に陥りました。雲海はインスタグラムで見たようなものからは程遠い雲の少なさでしたが、雰囲気に満足できました。倭建命の像があってそれを写真にも収めることができました。宮崎県を一日で満喫できてよかったです。