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すてきな三にんぐみ | トミー・アンゲラー
33歳 | 男性 | 会社員 | カンバ
怖くて悪い3人組が、寂しい思いをしている子供たちをみんな救っちゃうお話です。
まずは表紙を見てほしいんですが、すごく悪そうな3人組ですよね。
この怖い3人組の泥棒は、夜になると馬車を襲って、お宝を奪うような悪い大人なんです。
絵も暗い色で書かれています。アジトにはカラスが飛んでたりします。怖いでしょ?
ある日、いつものように馬車を襲うと、馬車には女の子が一人だけしか乗ってなかったんです。
女の子は、意地悪なお婆さんのところに行くところだったので、3人組と一緒の方が面白そうだと言います。
お目当てのお宝もないので、女の子を連れて帰ることにしました。
次の日の朝、女の子がたくさんのお宝を見て、泥棒に聞きます。なにに使うの?
泥棒たちは、たくさんのお宝を集めていましたが、何に使うのかを考えていませんでした。
それを女の子に聞かれて、初めて使い道を考えます。怖いはずの泥棒なのにちょっと可愛いですよね。
泥棒たち3人は、お宝をいったい何に使うのでしょうか?
そして、一番のポイントは、この本は、作者が、娘へのプレゼントに書いた本というところです。
なので、泥棒が女の子を連れて帰る時も優しく抱きかかえ、次の日に女の子はふかふかのベットで目が覚めるのです。