映画化にもなっています。仕事や家族愛についても触れている作品です!

おすすめする本

幸せのちから | クリス・ガードナー


22歳 | 女性 | 会社員 | 水ふうせん

ホームレスから一転して人生の成功者になるというサクセスストーリーです。
初めの頃は恋愛もうまくいっていた主人公ですが、社会人になるにつれうまくいかなくなっていきます。
恋愛・結婚・子どもの誕生そして離婚…。これだけ見ても、たくさん内容が詰まりすぎていますが…。
急に職がなくなり育児も同時進行でこなさなければならない。
もしも自分が主人公と同じ立場だったとしたら、それだけで人生を投げ出したくなるような境遇ですが、主人公は人生をやり直そうと様々な努力をします。その努力があってか、次第に運が彼の見方をするように段々良いことも起こっていきます。
職がなくなり、ホームレス生活をする中で周りからの冷ややかな目もありましたが、父子で精一杯生きていくところや、この状況下でも必死についていく子どもの姿など描写されていてとても、世界観に引き込まれます。
時には公衆トイレで泊まったりして決して子どもにとって良い環境ではないですが、それでも精一杯子どものためを思っている主人公の姿は少しかっこよく見えました。
私がこの本を読んだのは学生時代でしたが、努力を怠らなければ、どんなに辛い状況下に置かれても、決して裏切ることなく自分に成功するチャンスは訪れるのだと気づかされた作品でした。