普通のドッジボールにはない面白さがあります。

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炎の闘球児 ドッジ弾平 | こしたてつひろ


38歳 | 男性 | 団体職員 | 将棋道場

当時子供ながらありえない描写があるのはわかる位、過酷なスポーツ漫画だったが
当時自分の中ではメジャーだった
ミニ四駆の作品も同じ漫画家で作品を出品しておりますが、個人的にはトラウマが深いドッジだったので
違和感なく読めました。ミニ四駆や野球とは違って自分に身近なテーマだったらもっと突っ込んでたかもしれない。
しかし子供の時読んでた時は気付かなかったが大人になって読んでみれば視点が変わるかもしれません。
これおかしくない?という展開が多かったと考えさせられる。

本作は熱い展開ではあるが、大人になって考えてみると弾平の入部テストとかはあれはイジメではないのかと
考えさせられてしまう。
みんなで弾平いたぶって先輩たちは喜んでたし今となっては典型的なイジメのパターンですよね。
主人公弾平の父もカッコいいように見えるが勝手に失踪するなんて父親としてどうかと思う。
普通に考えて父親失格ではないでしょうか

登場人物も敵側のキャラはガラが悪過ぎるしとても小学生には見えなく変だなとは思いました。
陸王とかは高校生でも無理がある様に感じた。
コロコロの読者コーナーでそれを指摘したネタが何度かあったので自分だけではないみたいですね。

ただ試合自体は熱かったかな大河との水たまりでのバトルは大河がかっこよかったので
かなり面白かったですね。
嵐と陸王とのバトルは過酷ではあったが2人共必殺技がカッコいいので
漫画としてみれば面白かった。

球川小の主将が初代2代目共に比較的まじめな人だったんでバランスがとてれ読みやすかったですね。

評価は「普通」面白かったのですが、どうもいじめ描写があったのが嫌でしたね。
ただ大人になったら悪い所は気付きますが当時はあまり気にならなかったので
悪い以下にはしません。