時を経ても人々を共感させていると話題の「友だち幻想」を読んでみました。

学校、職場、近所付き合い等人間関係で悩んでおられる方は凄く多いと思います。
私も思春期の頃から、なんで周りに合わせなきゃいけないの？なぜ1人はだめなの？などを凄く感じておりました。
大人になってからこの本を読んだのですが凄く説得力のある言葉で良い方向に考えさせられるきっかけになりました。
思春期の頃にこの本に出合っていれば良かったなと思いました。
人に凄く合わせなきゃいけないような世の中、会話やSNSで共感しなきゃいけない世の中。凄く疲れますよね、でもそうしないと仲間外れにされて自分の居場所がなくなる。何だろう、この違和感がある世の中は。人間関係でその場が楽しくなるか、苦痛になるか決まることも頻繁にあるので凄く難しいものだと思うのですが、この本を読むことによってたくさんの人の気持ちが楽になることを願います。
作者さんの家族の実体験のこともあり凄く凄く説得力があります。
この本が出版から長い月日が経っても売れているのは納得できます。
昔と比べて今はスマホやパソコンが普及している時代。更に人間関係は複雑化していると感じるのでこの本をたくさんの人が読んで人間関係を考え直すきっかけになれば良いと思います。
この本は、教科書に載せても良いくらいの内容だと思います。