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閉鎖的な雰囲気の離島の住民に不気味さを感じられる「寄生列島」

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寄生列島 | 江戸川エドガワ


32歳 | 男性 | 自営業 | 電気イルカ

ある離島が舞台になった漫画ですけど、この作品では東京からその離島に引っ越してくる親子が主役となっています。
しかし、この離島の住民たちは全体的に閉鎖的な雰囲気を持っており、よそ者を寄せ付けないような接し方をしてきます。
そういった特殊な環境下でこの親子は暮らしていくことになるわけですけど、そんな離島では次々と問題が発生していくのです。
そして、その問題に関してこの親子たちも巻き込まれていくことになるというストーリーです。
この漫画の魅力は、ストーリーそのものよりは設定の部分にあるのではないか?と思います。
読者からしてみれば、自分たちが体感したことがないような雰囲気の場所で主人公たちは暮らしていくわけです。
東京からやってきたという部分によって、主人公たちはのけ者にされるような状況となり、自分たちの協力者になってくれる人間はほとんどいない過酷な状況となります。
そのうえで、一旦事件が起きるとたちまちその犯人にされてしまうのです。
こういう光景に遭遇することは現実的にはまずないとは思われるものの、世の中のどこかには存在しているのでは?と思えてきます。
サスペンス要素とホラー要素が少なからず含まれており、不気味な雰囲気こそが魅力の作品だと言えるでしょう。