ついに言ってしまいます!専業プロと副業主婦の差

ついに言ってしまいます!専業プロと副業主婦の差

主婦は自分の時間を安売りしすぎ

主婦の多くは家事や育児をしながら空き時間を活用してお小遣い稼ぎできたらいいなぁ〜という感覚で仕事をしている人が多いように見られます。

ここで重要なのはターゲットが「同じような境遇の主婦」であったり、「とにかく安く作業してくれる人を探している人」なのである。

同じような境遇というのは、夕飯何にしよかな〜とか考えながらスーパーに買い物に行き少しでも安くていいものを探す努力をするような人。つまり、価格に敏感な人。

これは個人的な意見になりますが、WEB制作会社を寿退社された方などは格安でバナー制作をしたりしている。
アクセサリーを作ったりしてる人も材料費+ほんの少しだけの利益上乗せとか。

辛口のコメントにすると、格安バナーも格安アクセサリーも「モノの価値がわからない人」が買うものであると認識しております。

例えば、格安バナーのほとんどが「発注者がオーダーしたものを製作者がその通りに作る」というもの。
そこに必要な知識はマーケティングとかではなくIllustratorやPhotoshopの使い方なのだ。
無難な形に仕上げて納品。そこに「提案」はほとんどないと思われる。

そのバナーを設置することで発注主にとって売上なり問い合わせ件数なりの効果が出るか出ないかは関係ないのである。
発注者が望んだ絵を掲載することが「目的」なのだ。

プロは作るだけじゃない

専業プロ(この場合、プロの定義としては本業でバリバリ勉強しながら実績を上げている人)の多くは企画や提案といった「制作前」のプロセスへの比重が大きい。
副業主婦が「企画:制作=1:9」ならプロは「企画:制作=7:3」ぐらいである。

もっと言うなら、プロは企画が完成した段階で制作は外注(もちろん制作のプロ)するという場合も少なくない。
バナーひとつ、アクセサリーひとつにしても企画があっての制作なのだ。
これで価格の差というものが少しは理解できたと思う。

価格設定は慎重に

ここからは仕事論について。

たった今価格の差を伝えたばかりだが、そんな私でも「無駄」に高いのは許せません。
主婦の多くは年間所得が少なくて税金や保険料に影響がなくて、副業のために事務所を借りたりしているわけでもないと思います。それに対してプロの多くは大きな事務所を構えたり従業員を雇ったりしている場合が多いです。
そうです。毎月の固定支出が発生しているのでなんとかして利益を獲得しなければならないのです。なので必然的に簡単な仕事でも高かったりするのです。

主婦が3000円で作るバナーと同じ時間をかけて同じ画像を作ったとしても価格は3倍以上になると思います。
そういう世界なんです。

副業主婦に望むこと

WEBやイラスト、アクセサリーにしても既に制作の技術を持っているのであれば、次は企画力を鍛えて提案型の仕事をしていただきたい。そして単価を3倍にしてほしい。それだけで家事や育児に使える時間も3倍になります。

忙しい毎日を送り続けるよりも愛情3倍の生活を楽しんで子どもが成長した時には社会復帰できるぐらいの力をつけておきたいですよね^^