長くIT業界にいたからか一般企業で働くようになってから疑問に思うことが多い。
電話がかかってきた時の「今大丈夫ですか?」もその一つである。
IT業界ではだいたいスカイプやその他のチャットを活用して連絡をする。
そしてどうしても電話で話さないといけない時は「今から電話しても大丈夫ですか?」とチャット上で了承を得てから電話をかける事が多かった。もちろん急用の時は問答無用で電話かけるのですが・・・
電話というのは最終手段なのである。
そもそもITエンジニアにとって電話は最大の敵である。
特に集中している時に手を止められる事ほどうっとうしいことはない。
で、本日の本題である。
電話をかけて相手が出ているのに「今大丈夫ですか?」はないでしょう。
それを聞くのはもっと前の段階である。電話をかける前にメールなりチャットなりで「今から電話をかけてもいいでしょうか?」もしくは気の知れた仲なら「手が空いた時でいいので連絡ください」でいいのではないか?
「今大丈夫ですか?」と聞いた時点で相手の手を一回止めてしまっているのである。
実際に一般企業ならこういった事は日常茶飯事である。
一般企業の中でも専門職として集中作業が多いわたしは極めてこの「今大丈夫ですか?」に反応してしまう。
しかし今まで一度も「今忙しいから無理!」と突っぱねた事はない。
なぜなら、すでに手を止められてしまっているからである。
手を止めた以上は話を聞いてやらないともったいないのだ。
試しに今度同じ相手に「今ちょっと忙しいから後でもう一回かけてくれ。」と何度も言ってみようと思う。
きっと3回目ぐらい断ったら二度とかかってこないでしょうね^^;
うっとうしめの営業さんからの電話なら結構使える手かも知れませんね☆