今、日本人の多くは咳や痰に悩んでいると言います。
花粉や黄砂をはじめPM2.5なども影響しているのでしょうか。
そんなわたしも冬になると寒暖差アレルギーで咳が止まらなくなります。
目次
咳には2つのタイプがある
湿った咳と乾いた咳である。
湿った咳とは、痰が絡まりこもったような咳。
乾いた咳とは、湿った咳よりも軽く高い音。
これらの咳が3週間以上続くようであれば危険な病からのサインだと思ってもいいかも知れません。
湿った咳が3週間以上続く場合
副鼻腔気管支症候群という病気かも知れません。
副鼻腔気管支症候群とは、鼻や気管支などの粘膜が炎症を起こしてしまう病です。
ウイルス等により粘膜に炎症
↓
細菌に感染し悪化
↓
大量の痰が作られる
この副鼻腔気管支症候群はドラッグストアーなどで販売されている市販の風邪薬などでも一時的に良くなるため気づかないままでいる人も多いですが、放置していると肺炎を引き起こすこともある要注意な病です。
乾いた咳が3週間以上続くと疑われる危険な病
逆流性食道炎かも知れません。
え?と思われる方がいるかも知れませんね。
逆流性食道炎は胃酸が逆流してウプッとなる病気なので咳とは何の関係もなさそうですが、逆流性食道炎のその特徴により食道が傷つけられているのです。
逆流性食道炎とは、胃酸が食道に逆流し、粘膜に炎症を起こす病なのです。
本来なら噴門という弁が胃酸の逆流をせき止めていいるのですが、
暴飲暴食など
↓
胃酸が増え逆流
↓
胃酸が喉に達し炎症
↓
咳
というような流れで咳につながっております。
この場合の咳は胃酸の逆流を改善しない限り炎症を繰り返します。
長引く咳が出る病
1位 咳喘息
2位 アトピー性の咳
3位 副鼻腔気管支症候群
たかが咳だと思わずに3ヶ月以上続けば呼吸器内科などの専門医に相談しましょう。