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ぐりとぐらのおきゃくさま | なかがわりえこ(著)、やまわきゆりこ(イラスト)
49歳 | 女性 | 自営業 | liberty2
子供の頃1度は読んだことがある、もしくは読んでもらったことがあるであろう絵本の名作「ぐりとぐら」。
この作品は、そのぐりとぐらシリーズの2作目になります。
ぐりとぐらは2匹ののねずみです。
冬のある日森で雪合戦をしていたぐりとぐらが雪の上に大きな足跡を見つけるところからこの物語は始まります。
その足跡を辿っていくと見慣れた建物が・・・何とそこはぐりとぐらのお家なんです。
この足跡の正体は一体誰?家の中に入ると長靴、真っ赤なオーバーや帽子、白いマフラーなど謎解きアイテムが次々に出て来ます。
そしてとってもいい匂いにつられて台所へ行ってみると、そこには美味しそうなケーキと白いおひげのおじいさんが待っていて・・・。
このおじいさんが誰なのか、子供だったらみんな喜んでその名前を口にします。
謎解きアイテムを見つける度に少しずつ足跡の持ち主の正体に近づいていくストーリー構成は、子供はもちろん大人でさえもワクワクしてしまいます。
そしてこの絵本の最大の見せ場がおじいさんお手製の大きなチョコレートケーキの登場シーン。
直径1メートル近くあるんじゃない?と思われるそのケーキは大きさもさることながら、チョコレートや生クリームのデコレーションがとっても可愛くて美味しそうなんです。このページを見ているだけで心がほっこりして幸せな気持ちになれます。
ぐりとぐらシリーズはどの作品も可愛くて大好きなのですが、個人的にはこれが一番お気に入りで何度も読み返した作品です。
絵本が大好きなお子さんへのクリスマスプレゼントだったり、小さなお子さんとのクリスマスパーティでの読み聞かせなどにピッタリな1冊だと思います。