「すべての瞬間が君だった」は何気ない1日を大切に生きたいと思わされる作品です。

人知れず泣きたい日、あなたが恋しくなった日、癒されたい日、疲れ切った日・・・日常における「○○な日」はたくさんあると思います。
そんなたくさんの日常の中に溢れる感情を、代弁してくれて支えてくれる、そのような作品となっています。
本作品は１ページずつ短い詩が書かれており、美しい絵とともに描かれています。
恋愛のテーマが多いのですが、中には頑張る自分を支えてくれるような詩もあり、「今日」という1日を大切に生きようと思わされる作品です。
とにかく泣ける！と話題ですが、泣ける以外にも「頑張ろう」と思わせてくれる詩もあり、私は毎朝ランダムで１ページ開き、そのページに掲載されている詩から得たインスピレーションを基に、その日1日の中で大切にしたい思いを決めてから1日を始めています。
その他にも、大好きな詩があります。
「最後はきみが勝つのさ」という作品です。
能力以上のことをせずに、今できることをすればいい。少しずつ、本当に少しずつ、上昇していけばいいと、私の背中をそっと押してくれるこの作品はすごく心に残っています。ちょっと頑張れなくなってしまう日もあると思います。それは仕事でも恋愛でも友達関係でも、どんなことでもあると思います。そんな時にこの作品を読んで、また少しずつ頑張ろうと思えるのです。
私にとって、この作品は「今日」という1日を大切に生きるための教科書とも言える作品なのです。