コンセプトと基本情報

ジャングリア沖縄は、沖縄本島北部「やんばる」の亜熱帯ジャングルを舞台に、“Power Vacance!!（パワー・バカンス）”を掲げる大自然没入型のテーマパーク。都市では得られない超興奮（アドベンチャー）と本物の贅沢（リゾート）を融合させ、家族から大人まで幅広い層に向けた新しい沖縄体験を提供します。

• アトラクション数：22（ショー含む）
• 飲食：レストラン・フードカートなど計15
• 物販：ショップ10
• シンボル：入口エリアの巨大人工樹木「ジャングリアツリー」

パークは起伏に富む地形を活かし、屋外のダイナミックな体験を中心に、屋内の参加型シアターまで多彩にラインアップされています。

アトラクション徹底解説

恐竜・動物テーマ

• DINOSAUR SAFARI（ダイナソー・サファリ）：武装車で密林を突き進み、T-REXや巨大ブラキオサウルスに遭遇するサバイバル系ライド。約17分のロング体験。
• FINDING DINOSAURS（ファインディング・ダイナソーズ）：迷子の子恐竜を探すウォークスルー型アドベンチャー。洞窟や吊り橋など探索要素が楽しい。
• YAMBARU FRIENDS（やんばるフレンズ）：やんばるの生き物やシーサーキャラクターと“おしゃべり”する参加型シアター。

大自然アドベンチャー（JUNGLE EXTREMES ほか）

• SKY PHOENIX：約19mの高さから全長約280mを“鳥の目線”で滑空する爽快系。
• BUNGEE GLIDER：垂直落下から前方へ投げ出されるように移動するスリル体験。
• GRAVITY DROP：背中からネットへ自由落下する新感覚（※運営開始時期は変更の可能性あり）。
• TITAN’S SWING：4人乗りの巨大ブランコでジャングル上空を大振りスイング。
• HUMAN ARROW：まさに“人間大砲”。森に向かって射出される解放感が魅力。
• TREE-TOP TREKKING / SKY-END TREKKING：揺れる吊り橋を渡るスリル。上級のSKY-ENDは全長約84m・高低差最大約34m。
• BUGGY VOLTAGE：バギーでオフロードを走破。上級「アドレナリンチャレンジ」と家族向け「ファンアドベンチャー」を用意。
• HORIZON BALLOON：直径約23mの気球で上空へ。やんばるの森と海の360°パノラマが楽しめる。

ショー＆移動体験

• JUNGLIA NIGHT FES／“HANABI”：南国の夜を彩る音楽＆花火のショー（季節や運用で内容は変動）。
• TAM TAM TRAM：園内を巡るトラム。移動そのものがアトラクション感覚。

スパ＆リラクゼーション（SPA JUNGLIA）

約26,000㎡のスパゾーンには、ギネス世界記録™で「世界最大のインフィニティ公共浴場（浴槽）」に認定（2025年1月31日）された露天インフィニティ風呂をはじめ、屋外サウナや水風呂、カルシウム岩風呂、屋内の天然温泉・洞窟風呂など、男女それぞれ多彩な浴槽をラインアップ。遊び疲れを癒やす極上のリラックス空間です。

館内レストラン「トロピカルオアシス」では、やんばるの絶景を眺めながら地元食材の料理やドリンクも楽しめます。

チケット・料金

1Dayチケット（フリーパス）で、スパ以外のアトラクションは基本追加料金なしで利用できます（一部は当日無料の整理券やスタンバイ入場）。

• 国内在住者：大人 6,930円／子ども 4,950円
• 非国内在住者：大人 8,800円／子ども 5,940円
• スパチケット（単独）：国内在住者 大人 2,640円／子ども 1,540円（非国内在住者は大人 3,080円／子ども 1,870円）
• パーク＆スパ1Day：国内在住者 大人 9,570円／子ども 6,490円（500円分のフードカートクーポン付き）
• 3歳以下無料／プレミアムパス（対象施設の優先体験・指定入場など）あり

※価格や運用（整理券対象アトラクション、優先入場の枠など）は変更されることがあります。購入前に最新情報をご確認ください。

アクセス・駐車場・シャトル

• 車：那覇空港から約90〜120分。パーク内駐車場は事前予約制・1日2,000円。
• 提携無料駐車：イオン名護店屋上に駐車し、無料シャトル「JUNGLIA EXPRESS」で約35分。
• 直行バス：オフィシャルホテルなど主要拠点から直行便あり（時期により運行系統・運賃は変動）。
• 公共交通＋タクシー：名護バスターミナル等からタクシー利用が現実的。

※混雑状況や天候により所要時間は変動します。繁忙期はシャトル・駐車場の運用が変更になる場合があります。

実際の口コミと初期の運営状況

好評な点：「自然のスケールが圧倒的」「恐竜×ジャングルの没入感」「気球やジップラインなど唯一無二の体験」「家族でも楽しめる」といった声が多く、スパの満足度も高評価。

課題として挙がった点（開業直後）：オープン当初は来場集中や高温・悪天候の影響もあり、公式アプリ障害や整理券の早期終了、長時間待ち（表示で200～400分台）、屋外アトラクションの運休、座席・日陰不足などの指摘が見られました。運営側は順次オペレーションの改善・情報発信を行っており、待ち時間の平準化や案内の整備が進むことに期待が持たれます。

開発背景と今後の展望

プロジェクトはマーケティング企業「刀」と運営会社「ジャパンエンターテイメント」が中心となって推進。総投資は約700億円規模。元ゴルフ場跡地を活用し、自然環境への配慮と観光活性の両立を掲げています。今後は南側エリアの宿泊開発など、段階的な拡張により“滞在型リゾート”としての価値を高める構想です。

混雑対策＆攻略ヒント

• 事前準備：公式アプリのインストール／チケット登録、整理券の運用確認。
• 優先体験：「絶対に乗りたい」アトラクションがある場合はプレミアムパス活用を検討。
• 動線計画：人気施設は午前中に。屋外中心のため暑さ・雨対策（帽子・日傘・飲料・レインウェア）は必須。
• 駐車と移動：パーク駐車場が満車・予約不可ならイオン名護＋無料シャトルが現実的。
• 小さなお子さま連れ：背丈・靴・服装制限に注意。シアターやウォークスルー系を組み合わせて無理なく。

よくある質問