ドラマ「空飛ぶ広報室」で超絶いいキャラを演じ、「逃げ恥」で世の男性全員が恋をした新垣結衣さん。親しみを込めてこれからはガッキーと呼ばせていただく。
そんなガッキー主演の映画「くちびるに歌を」がamazonプライムビデオで公開されていたのでさっそく見てみた。
さっそくですが「ややネタバレ」を始めます。
プロのピアニストであるガッキーが母校の合唱部を受け持つという話。長崎の五島列島の中学校が舞台ということで終始景色がいい映画です。
プロのピアニストであるガッキーですが、過去のツライ思い出からピアノを弾くことができなくなってしまっていたのだ。なので生徒達にも心を開けずにいたのですが、そんな中2人の生徒の家庭の問題と向き合うことになるのだ。
1人はサトル。
サトルには自閉症の兄アキオがいる。そのアキオを職場まで迎えに行くというのがサトルの日課である。合唱部の部活で迎えが遅くなり、アキオを迷子にさせてしまって父に激しく叱られるサトル。そんなサトルに合唱を続けさせてやりたい母親。
15年後の自分に向けて手紙を書いて提出しなさいと、ガッキーが合唱部員に宿題を出す。唯一提出したのがサトルだ。その内容が死ぬほど泣けるのだ。ここでは伏せておくがマジ泣けるので家族や知人に自閉症の人がいるなら絶対に見てほしい。
2人目はナズナ。
ナズナの母親はナズナを産んでからすぐに亡くなっている。父親はヨソに女を作って家を出ていったというダメオヤジ。ナズナは祖父母に育てられた。そんなちょっと複雑な家庭で育ったナズナとも関わりを持つことになるのだ。
最終的にはガッキー自体も過去を克服してピアノを弾くようになる。そして運命の合唱コンクール。
このコンクールでの最大の泣き場は、会場内に入れなかったサトルの兄に対して個人的に歌ってあげる場面だ。ここも絶対に泣けるシーンなのでお見逃しなく。
とにかくこの「くちびるに歌を」はガッキーファンはもちろんのこと、ファンじゃなくても見ていただきたい映画である。
アンジェラアキ好きも必見である。何を隠そう、合唱部が披露するのはアンジェラアキの「手紙」なのだ!
マジでいい映画なのでぜひ見てちょ。