自分はWEBの世界で生きている。WEBの世界といってもWEBサイトを作ったり、作ったWEBサイトの運用方法などのコンサルをしているのでプログラミングなどは苦手分野である。簡単なHTML、CSS、WordPressぐらいなら理解しているつもり。
で、最近多いのはWEBサイトを受注して作成まではするのだが、コンサルまでは必要ないというパターン。自分も鬼じゃないので、WEBサイト作成時に、「今後はこういう方向で攻めていったらいい」とかのアドバイスはしている。しかし、先にも述べた通り、WEBサイトを制作するのは得意じゃない。10年前は得意だったのだが、最近のHTML5やCSS3とかは全くわからね。なのでそういう最先端の勉強はごっそり捨てて、WordPressのカスタマイズなどだけを勉強してきた。もちろんそれも完璧ではない。なので、このブログも成功事例のひとつなのだが、「コンサル部分」こそ自分の最大の推しポイントなのだ。
なのにだ、WEBサイトを作って納品した後でもコンサルは断ったくせに平気で「アクセスが伸びないのでどうすればいい?」とか「最近直帰率が高いんだけど何が原因だろう?」とか聞いてくるのである。もちろんコンサルを契約しているクライアントに対しては、アクセス解析をして原因を調べて改善するためのポイントなどを詳しく伝えている。
これからは、お金を払わずにズケズケと質問してくるクライアントのことを乞食(こじき)クライアントと呼ばせていただくこととする。
これに近い部分では、「メシ奢るからちょっと教えて」パターンである。この場合はもう少しやっかいである。そもそもの「情報」や「ノウハウ」というモノではないものに対して食事を奢るという金銭の支払いが生じているので、相手の期待もかなり大きくなっているのだ。でも実際には正規クライアントに毎月支払ってくださる額の数十分の一程度のメシ代なのだ。ハッキリ言ってプロをナメてる所業である。
この辺りの人をメシクライアントと呼ぼう。ある意味乞食クライアント以上の脅威だ。
乞食クライアントとメシクライアントに共通しているのは、モノや額に汗する労働に対しては対価としてお金を払えるのだ。それも時間をかければかけるほどありがたがる。アレっ?コレってどこかで見たぞ!そうだ、中小企業の管理職と同じ考え方だ!(もしかしたら大企業も同じかも)
我々のような仕事をしていると、実際にはスピード解決というのが一番ありがたい!
苦労して苦労してやっとのことで解決するよりも、トラブったら来て(リモートでもいいぐらい)すぐにちょちょいと直してくれるのがベスト。頑張ったアピールなど全く求めてないのだ。
プロにプロの仕事を頼むのであれば対価はしっかりの支払おうという話でした。
たまたまの飲みの席で、その場ですぐ答えられるようなちょっとした質問ぐらいならお気軽にどうぞというのも本心です。