投稿者:たいすけさん
小学生の頃、虫歯が出来て歯医者に行ったのですが、
そこで何かおかしい部分がある、ということで
レントゲンを撮ってもらったのです。
すると、本来歯が生えてこない場所に歯らしきものがある、ということで
近くの病院を紹介されました。
まだ子供だった私は非常に不安で、母親に付き添ってもらって
病院に行ったのを覚えています。
歯医者さんによると、歯医者では治療出来ないので紹介してくれたとのこと。
まさか難病とかそういうのだったらどうしよう・・・と
思って泣きそうな気持をこらえていたのをよく覚えています。
そして病院での診断結果が出ます。
今のところはこのままでも大丈夫、とのことらしいですが
いずれ取らないと痛みが生じたり他に不具合が起こる可能性があるので
今のうちに手術して取っておいた方がいい、ということでした。
私は迷いました。どうすればいいんだろう・・・
きっと歯の手術なんて痛いだろうな、と思っていると
母親は「取ります」と一言。
えっ、私の意志は!?と思いました。
今思えばあの時の母親の判断は間違ってなかったと思います。
母親まで優柔不断に「どうしよう」とうろたえていたら、
私の不安は加速していたことでしょう。
そして手術当日、正直心臓がバクバク聞こえるほど緊張していました。
全身麻酔だったら良かったのですが、部分麻酔ですので
意識のある中、口をずっと開けっぱなしのままの手術が開始しました。
手術は2時間ほどかかりました。そして、見事取れました。
嫌な思い出ではありますが、本当に取れて良かったです。