散々色々食べましたが、広島にきたらここへ行きますね。
平和記念公園と原爆ドーム、そして原爆資料館です。
私は山口県出身ですし近いのもあったのか、
小学校の社会見学のようなもので初めて訪れました。
その社会見学からちゃんとここに行くのは今回が初めてです。
社会見学には恐らく5年生くらいの時に訪れたのだと思うのですが、
その時の原爆資料館はもうそれは小学生にとっては
とんでもなく恐ろしいものでした。
それから全然恐ろしくて、怖くて、思い出すのも嫌だったのですが、
今回もう大人にもなりましたし、一緒に行こうとお供の方に言われたので、
せっかく広島まで来たので行ってみることにしました。
平和記念公園へいく道すがら、この川を渡る橋から原爆ドームが見えます。
もうこのあたりを歩くだけで色々考えてしまう感じです。
これは皆さんご存知でしょうか。
原爆の被害で亡くなった、禎子さんの銅像ですね。
ちょうどその小学校の頃に行った社会見学では、
この禎子さんのお話が恐らく道徳の授業か何かであったんです。
この禎子さんの千羽鶴の話から、
この銅像の周りには全国各地から千羽鶴を持っていろんな人が訪れるんですね。
私もその時にみんなで鶴を折って、千羽鶴にして納めに行きました。
いろんな素敵な千羽鶴が置いてあるのですが、
その中を見ていたら、こんなすごい大作の千羽鶴が置いてありました。
広島と書いている周りには世界の国旗のデザインの折り紙で折った鶴で囲まれています。
素敵なデザインですね。
こちらは平和記念公園ですね。
毎年8月6日に平和記念式典が行われる場所です。
この場所を訪れたかどうか記憶が定かでなかったのですが、
この中央のオブジェの中から原爆ドームが見えるようになっていたんですね。
さてでは原爆資料館へ入りましょう。
左側にある時計は、
世界から原爆がなくなった日から今現在どれほどの月日が経ったかを示している時計です。
チケットと一緒に素敵なポストカードもいただきました。
チケットを購入して、
中へ進むとこのように壁一面に原爆が落とされる前の広島の町内の写真が貼られています。
この頭がドーム型になっている建物が今の原爆ドームのようですね。
ここから次へ進むと、
原爆が落とされた8月6日に時間が変わるようになっています。
奥には今度は壁一面の原爆が落ちた後の広島の街並みの写真が貼られています。
こんな映像資料もありました。
上から見た原爆が落とされる前の普通の広島の街並みが映されています。
ここに原爆が落ちていくようなアニメーションが映されて、
一瞬で広島の街は火の海と化してしまいます。
こんな表現で原爆の恐ろしさをしっかりと伝えてくれました。
その後はなかなかショックキングな写真が展示されていたり、
8月6日以降から今までの原爆の歴史、
非核三原則や原爆についての今現在の世界各国の考え方の移り変わり。
そんなことを訴える内容になっていました
昔の原爆資料館はかなりショッキングな写真や映像をまた蝋人形のようなものを使って
恐ろしい演出をしていたように記憶しているのですが、
そういった表現はなくなっていました。
原爆資料館を出ると、
すぐ目の前にこんなに立派な銀杏の木があって、なんだかとても気持ちがほっとしました。
原爆資料館を出て、原爆ドームへ向かいます。
なんとも言えない重々しさですね。
この重々しさに息も詰まりますが、
あれほど恐ろしかった資料館や原爆ドーム、平和記念公園に大人になって訪れたことはよかったと思いました。
こちらは爆心地だそうで、きちんとその場所だという案内も書いてあります。
戦争を知らない世代が増えていく中で、
きちんと昔の戦争でどんなことが起きていたか、人は知るべきでしょうね。
良い日になりました。