旅行先
嵐山 | 京都府京都市
福岡県 | 学生 | 23歳 | 女性 | 繊細なライオン
幼なじみの女友達2人の卒業旅行も兼ねて(作者はまだ絶賛学生中)、初めて3人で旅行へ。行き先は京都。特に楽しかったのが嵐山だった。
嵐山に着いてすぐ、嵐山駅には『キモノ・フォレスト』という、京友禅の生地で作られた、アクリルの柱が数多く並び、ライトアップされていた。
たくさんの若い女の子たちがいて、写真を撮っていた。私たちも負けじと、女の子たちの邪魔にならないよう、そして人がいないタイミングを見計らいながら、お気に入りの生地を見つけてはたくさん写真を撮った。
次に、嵐山バーガーを食べようということで、一番賑わうところからは少し離れた『CROSS』へ。店内は、モダンな雰囲気でカウンターとテーブルがあり、静かで落ち着いたところだった。
カウンターには楽しそうなカップルと、テーブルには私たちだけ。ほぼ貸し切り状態といっていい。オシャレで美人な店員さんにメニューをオーダーした。店内の雰囲気がとてもよく、待ち時間もまったく飽きることはなかった。
ついにメニューが運ばれてきた。私たちはその豪華さとボリューム感に感動!
『すっごーーい!美味しそーーう!』店内に響き渡る、私たちの声。カウンターのカップルのお2人、雰囲気を崩してしまってたらごめんなさい、と心の中で思っていた(笑)
真っ黒のバンズに新鮮なレタスやトマト、肉汁がすでに溢れ出しているのが分かる、ジューシーな分厚いパテ。ビジュアルから、まさにハンバーガーの芸術だ。私たちは心置きなく、そのハンバーガーの芸術を嗜んだ。
嵐山バーガーは絶品だった。もうこれだけで充分満足。と思いきや、渡月橋を渡った先に行列を発見。「なんだ、なんだ」と近づいて見ると、そこにはテイクアウトのコーヒー店『アラビカコーヒー』だ。もはや、京都に来たからには絶対飲むしかない。ディ◯ニーのアトラクションの待ち時間よりもマシかと、寒さを耐えながら待った。だんだんと、コーヒーの香りが近づいてきたと思ったら、お店の目の前。入り口も、店内も、素敵空間だった。
私たちが頼んだのは、カフェラテ。しかし、コーヒーの香りはとてもよく、ミルクも濃厚で、なのにサラッと飲めるのが不思議だ。とても美味しかった。また、川沿いという景観も良かった。
初めて3人で訪れた、京都の嵐山。やはりさすが京都、料理ひとつにしても、ビジュアルも味も、そして心も、すべて大切にしていることが伝わってきた。そこには、観光客へのおもてなしをとても感じた。そしてなにより、京都は温かい人たちに溢れていた。嵐山を満喫した私たち、次はどこを旅することになるのだろう。