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隠れ家みたいな小さな水族館、札幌市豊平川さけ科学館

旅行先

札幌市豊平川さけ科学館 | 北海道札幌市


千葉 | 会社員 | 30歳 | 男性 | しょう

水族館というと、大きな水槽にカラフルな魚たちがたくさん泳いでる。
皆さんは、そんなイメージを持つかもしれません。

しかし、ここ札幌市の豊平川さけ科学館では、一見地味だけど、日本人に古くから食用として好まれている「サケ」の水族館があります。
この一見地味で、小さな科学館では、北海道のサケの歴史や、人々とサケとのかかわりあいをたくさん学ぶことができます。

かつては、札幌市の開発が進むにつれ、汚水が川に流れ込み、ほとんどこの豊平川からサケは姿を消しました。
しかし、現在は、札幌市、水産試験場や大学などとが連携し、このサケが川に戻ってきています。
この経緯を、この科学館ではまず学ぶことができます。

そのあと、進んでいくと、たくさんの水槽が並んでいるエリアがあります。

みんなが想像しているような水族館とは少し違いますが、ここでは、サケの子供から、大きな大人までいろいろなサイズのサケを観察することができます。

もちろん観察するだけでなく、その途中途中には、サケの生態を勉強できるパネルもあって、子供からお年寄りまで楽しむことができます。
パネルの説明には、フリガナも書いてあるので、お子様も楽しんで読めますよ。

季節になると、サケの卵も見れます。
運が良ければ、その卵から稚魚が付加する様子も観察できるそうです。

そして、その水族館に足しげく通うことで、そのサケの稚魚が大人になっていく姿も見ることができるそうです。
楽しそうですね。

屋外にも、サケの池があり、餌を購入して、餌付け体験もできます。
お子さんも大喜びです。

そんな、さけ科学館は、札幌の都心から電車で30分ほど行ったところにあり少し郊外にあります。
一般的な観光客は、札幌といえば時計台、テレビ塔、すすきのといった有名どころばかり回ると思います。
また、小樽ま足を運べば、おたる水族館もあります。

でも、このさけ科学館では、都会の喧騒もなければ、水族館特有の人ごみもないです。
隠れた穴場といったところでしょうか。

なので、筆者は、札幌に行くたびにこの科学館を訪れるようにしています。
行くたびに、さけたちの様々な様子を観察でき、行けば行くほど味が出る水族館です。

さけ科学館で、サケについて学んだあとは、みんなで北海道名物のチャンチャン焼きなんてどうでしょうか。
サケと野菜と、甘辛いみそだれが絡んで、とても香ばしく、ご飯も進み、お子さんも大好きな味です。
もちろん、お父さんのビールも進みます。

ぜひ、札幌に行った際には、さけ科学館からのチャンチャン焼きはいかがでしょうか。