出張ついでにサクッとお参り 勝負ごとに強い宇賀神社

旅行先

一本木公園そばの宇賀神社 | 福岡県福岡市


千葉県 | 自営業 | 42歳 | 女性 | キムスティ

博多には出張で来ましたが、最後の日の午前だけ空きました。
朝食後の3時間強で何をするか?!
選んだのは、西鉄大牟田線平尾駅から歩いて数分のところにある、一本木公園のそばにある宇賀神社でした。

数か月前にたまたまインターネットで、この宇賀神社に関する記事を読んだのです。
天井からぶら下がっている、見た目リアルな馬を見ることができるということでした。昔々、ある人がこの神社でお祈りをした後、近くにあった競馬場でギャンブルをしたところ、見事に勝ったので、儲けたお金で馬の模型を作り、神社に奉納したそうです。

一本木公園を目当てに探したので、神社の裏から入る形になってしまいましたが、場所はわかりやすかったです。

思ったより小さく、小屋と呼んだ方がいいような拝殿のガラス戸をそっと開けて、もちろん真っ先に上を見ました。
ありました、ありました!実物大よりは小さいでしょうが、公園で子どもが乗って遊ぶのにちょうどいいような大きさ。

天井からぶら下がっているその馬は、建物が小さいせいか、あまり危なっかしく見えませんでした。
手前に視線を落とすと、お賽銭箱と、「宇賀神社の栞」というA5大の紙がありました。
礼をして鈴を鳴らし、お賽銭を入れ、栞を読みました。
一対の狛狐があったので、稲荷神社だとわかったのですが、やっぱりそうでした。元々は風雲順時と五穀豊穣の神だったそうです。わたしがネットで読んだ、競馬に勝った人の話は書いてありませんでしたが、別のご利益の話が書いてありました。
「奉納されている馬が、福岡市を襲った西方沖地震でも『落ちそうで落ちなかった』ことから、入学や入社する若い人に人気が出てきた。」(「宇賀神社の栞」より)
いずれにしても、勝ち負けや合格不合格を分ける物事に対してご利益があるようです。
小さいながら、鳥居のそばには福岡市指定の保存樹木だという立派なクスノキもあり、見応えがありました。

鳥居をくぐって外に出ると、次の鳥居が住宅街にかかっているのが見えます。その鳥居に道案内されて(といってもまっすぐ行くだけですが)、西鉄の線路もくぐって行くと、もうバス停。博多駅までそのままバスに乗って帰れます!周りは住宅街なので、ついでにあれも見たい!これも見たい!という誘惑もなく、バスの本数もわりと多くて、これは出張の合間の観光にちょうどよかったと思いました。
あとはご利益を待つだけですね(笑)