車中泊の場所と車種
和歌山県西牟婁郡 | タント | 2人
和歌山県 | 会社員 | 48歳 | 男性 | 田中さん
もしかしたら車中泊する事になるかな~と思いながら花火大会へ出掛けたのですが、やっぱり車中泊しちゃった!という体験談です。
この日は和歌山県新宮市と三重県の熊野市の境目で行われる「熊野徐福万燈祭 第57回新宮花火大会」に出掛けました。
この地域に高速道路はなく、国道も片側一車線の追い抜きも満足に出来ない道路。
それ故私の住む和歌山県と同じ県内だというのに、片道3時間以上かかってしまう立地でした。
車での往復は大変だと分かっていたので、もしかしたら帰り道は車中泊することになるかも?と思いながら出掛けました。
花火はキレイで楽しかったものの、問題はその帰り道。
まともな道路は海沿いを走る国道42号線しかありません。
片側一車線のこの道路に花火大会帰りの車が集中する為、超渋滞を起こしていました。
普通に車を運転するなら4時間ぐらい頑張れますけど、渋滞で全く進まないのが続くとウンザリ。
そこでこのまま帰るのを諦め、和歌山県西牟婁郡那智勝浦町にある「道の駅 なち」で車中泊する事に決めました。
残念ながら道の駅内にある温泉には入れません(受付時間は終了)でしたが、これはこれで楽しめましたね。
各施設の営業時間は終わっていたものの自動販売機やトイレは利用出来ますし、なんといっても駐車場が広い!
車を止めてからまだ営業している道の駅近くのお店で食事出来ましたし、そこのお店がとても美味しい!。
那智勝浦は漁業で有名な地域ですし、そのおかげでしょうね。
戻ってきてからは花火大会で使ったアウトドドア用チェアに座り、彼女と二人のんびりと海を眺めます。
これはこれでなかなかにロマンティック。
冷たい飲み物は自動販売機すぐ買えますし、トイレもあるしで思ったより快適に車中泊を楽しめました。
車中泊に使ったのはタント(軽ハイトワゴン車)だったのですが、こちらも想像以上に快適でした。
後部座席を後ろに下げてから前列を倒すと、ほぼフラットのような状態に出来るんです。
ハンドルのない助手席側に私が、身長150cmない彼女は運転席側で寝るようにすると、これがなかなか快適でした。
私達だけなら寂しかったり治安面に不安もありましたけど、同じように考えてる人もいるのでしょう。
車中泊している他車も程々にあったので、その辺りは安心して過ごせましたね。
朝方になると前夜の渋滞は嘘のようになくなっていましたし、気持ち良く自宅までドライブしながら帰れました。
もしあのまま帰っていたら二人とも心身共にヘバっていたでしょうし、車中泊をして正解でした!
疲れませんでしたし良い思い出が出来たりで。
また日程が合う時があれば、出掛けて帰りは車中泊もありかな?なんて思ってます。