Rav4で家族で車中泊、駒場海岸でイシモチ釣りをしながら

車中泊の場所と車種

静岡県磐田市 | RAV4 | 3人


東京都 | 会社員 | 46歳 | 男性 | minato

遠州灘には素晴らしい浜が多数あります。ウミガメの産卵地となっている海岸は原則車の乗り入れ不可ですが、駒場海岸はその中でも車乗り入れOKな海岸。車横づけで、数本ぶっこみ竿を放り込み、波の音をBGMに家族だけの時間を楽しむ。こんな贅沢な楽しみ方他にあるでしょうか?
釣れない時間どうするんだって?全く問題ありません。花火やBBQを持っていく、それだけで十分楽しめます。ケミホタルを竿につけておくだけで幻想的な空間が広がります。子供たちは花火を堪能しながらも「あ、今竿動いたかも」「波じゃない?」「違う、あれは生体反応だよ、見てみて」「「ほら、動いている」。のんびりと過ぎていく時間のなんと貴重なこと。
浜に横付けで車中泊というと心配なのはトイレですが、ここは問題ありません。浜の入り口(上にあがったところ)の駐車場にトイレも手洗いもあります。少し走ればスーパーもあるので気軽に、それでいて本格的な海辺キャンプができるのはなかなか魅力的。波の音をBGMに一晩すごすのも一興。
駒場海岸の乗り入れには四駆は必須。気を付けるべきは帰りみち。一気に浜を駆け上ろうとするとすぐにスタックするのでゆるやかに斜めに浜を登っていくのがコツ。「あ、あぶないかも?」そう思ったときには無理にアクセルを踏み込まないこと。「少しバックして、ゆっくりと、上にあがろうとせず水平維持、もしくは下る方向にすすめる。」これをこころがけることが一番。初心者は轍にそっていくのも立派な手段。他の車が昇っていけるなら、原則あなたの車も登っていくことができるはずです。
どんなに気を付けても、それでもスタックするときもあります。私自身、3回スタックしました。そのうち2回は自力+周りの協力を得てなんとか脱出することができましたが、1回は自力ではなんともできず、真夜中だったので周囲にだれもおらず、JAFの力を借りることになりました。真っ暗闇の中満ち潮で迫りくる潮、動けない車、なかなかの恐怖体験です。失敗するのが嫌な方はもしかしたら「夜中に」「人がいない時間帯に」浜で移動することを避けるのが無難かもしれません。しかしですよ、この恐怖体験、子供含めて今でも「あのときあーだったねー」と楽しく会話ができる、素晴らしい思い出になっています。スタックやトラブルもまた、楽しい車中泊思い出の一つなのです。