車中泊の場所と車種
北海道知床半島~札幌 | マツダMPV | 3人
静岡県 | 会社員 | 34歳 | 男性 | ケン
10年くらい前の話です。大学3年になり単位取得に余裕が出てきたころ、夏休みに北海道に行く計画を立てそれに合わせて運転免許を取ろうと夏休み前から教習所に通い始めました。予定通りに免許を取得し、免許取得後の初めての運転は北海道でした。見晴らしも良く周りの車も一般道で100km/h以上飛ばしており、若葉マークには厳しいデビューとなりました。北海道を1週間かけて知床から札幌まで横断する長い旅でした。学生旅行のため半分は車中泊を選択し、寝るスペースを確保するために少し大きめのMPVにしてもらいました。ちょうど旅行を計画した年に知床半島が世界遺産に決まったあとで、観光客が少しずつ増え始めた時期でした。「写真1」
知床から網走・摩周湖・釧路湿原などガイドブックに載ってる観光地は片っ端から巡っていきました。道中、男子だけなのでトイレや着替えは車を止めてやれたのでとても自由な旅でした。そして個人的には初めての車中泊。後方ではシートを倒して足は伸ばして2人寝れて、前は斜めに寝る形でした。前で1回寝ましたが翌朝、腰がとても痛かったのを覚えています。後ろで寝た時は足を伸ばせたので非常に快適でした。夏の北海道の夜は半そででは寒く、布団などの用意もなかったので早朝、寒くて起きたこともありました。最近の北海道は温暖になってきたのでそこまで寒くないのかなと思いますが、場合によっては寝袋などあると良いのではないでしょうか。旅の前半は運転が楽しくて飽きませんでしたが、2日もたつと景色に変化がなく運転手以外は基本、休憩のために寝ていました。「写真2」
高速も一部で使用しましたが、一般道は現地の方が100km/h以上で飛ばしておりどこを走行しても高速道路のようでした。旅の終盤、登別や洞爺湖に立ち寄り温泉に入って旅の疲れをいやしてもらいました。旅費を抑え最終日以外は車中泊となったハードスケジュールでしたが今までで一番自然を感じることができた旅行でした。