トヨタのヴィッツで車中泊！運転席より後部座席のほうが寝られる

だいぶ前の話になりますが、私は自家用車のヴィッツで車中泊をしました。当初はホテルに一泊して四国めぐりをする予定でしたが、手持ちのお金が少なかったのと、車の中で寝ればホテル代もかからず、起きたらすぐ出発できて楽だと思ったからです。車中泊をしてみて、この読みは半分くらい当たりました。

私が乗っていたのはトヨタのヴィッツで、買ってからだいぶ経っておりいろいろガタがきていましたがこつこつ整備をしたおかげでなんとか快適に走ることはできていました。ただ、車中泊をするにあたってはいきあたりばったりなところがあり、正直快適に寝られるかは疑問でした。

当日は滋賀県から高知市まで走り、夜の１０時頃南国パーキングエリアに着いたのでそこで一泊することにしました。パーキングエリアだけあってトイレもありますし、自販機もいつでも使えます。売店は２４時間利用できるところがあったので非常に助かりました。

長時間のドライブもあって、歯磨き等をしたらすぐに寝てしまいましたが、寝るにあたっては車内のセッティングを工夫しなければ寝れそうにありませんでした。なにせ車中泊も長距離ドライブも初めてだったので、入念な準備をしていなくて足りないものがごまんとありました。

シートは倒せばそのままベッドになりますが、どうしても段差ができてしまい快眠は出来なさそうでした。そこで後部座席のシートを前に倒し、トランクまですべて開けるようにしてかなり広いスペースを確保しました。車内に積んでおいた毛布とクッションでなんとか寝られそうな寝床をこしらえ、窓には着ていたジャージをつりさげ、外の明かりが入らないようにしました。

冬だったので少し寒かったですが、ある程度は暖がとれたので朝まで快適に眠ることができました。起きてからはトイレなどもしっかりと使えて、ホテルに泊まるよりもスムーズに準備ができたような気がします。今は新しい車に乗っていますが、車中泊ができるほどの広さを確保するのは大変なのでもう少し見合わせたいと考えています。