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犬と私の10の約束を読んで、命の大切さと時間の貴重さを知りました。

おすすめする本

犬と私の10の約束 | 川口晴


24歳 | 女性 | パート・アルバイト | kuroe

犬嫌いな父親と病気で亡くなってしまう母と、主人公の女の子が犬を飼う物語です。
そして、生き物を飼うという重さや大切さを改めて思い知らされました。

ソックスという犬がある日家に迷い込んできてしまい、そこから飼うことになり「犬の10戒」
という大切な命を飼う上での約束をします。
母親は病気で、亡くなってしまい亡くなる少し前に主人公が母親にソックスを見せ
そのときに、母親が「犬を飼う時には、犬と10の約束をして」と言います。
その約束が「犬の10戒」です。

初めのうちは、「犬の10戒」を見てそこまでピンとこなくてだんだん終盤なって来ると意味がすごく
分かりました。
ソックスが家族の絆を、しっかり守っていたり犬嫌いな父親が分かりずらいけどソックスの事を可愛がっていたり
と文面からでも伝わる可愛さがあり読んでいるだけで癒される場面もありました。

ソックスが、だんだん老いていき亡くなるときがすごく切なくて悲しくて胸が苦しくなりました。
自分自身も犬を飼っていて、犬を飼うことの大変さや可愛さがすごくわかりいつか自分の犬が
亡くなってしまうときまでに、後悔をしないようにしようとしっかり世話をして最期までそばにいることを
読んで思いました。

犬を飼って居ない人でも、ペットを飼うという重さを実感でき子供から大人まで読める作品だと思います。