北京 かの有名な万里の長城への日帰り旅行

旅行先

万里の長城 | 中国北京


東京都 | 会社員 | 30歳 | 男性 | RIO

12月、友人と休みを利用して急遽北京旅行を強行。オリンピックがあったので夏場の北京は何となく想像ができていたのですが、真冬の北京についてはあまりイメージがありませんでした。とりあえず万里の長城は観ておきたいよねーというゆるい感じで出発しました。

夕方に羽田に集合。離陸前にWi-Fiをレンタル。中国に旅行するときは絶対に必要、というのも中国では回線が政府によって規制されており、GoogleのサービスやLINEなどが使えないからです。中国に旅行に行く方は絶対に中国での利用に対応したWi-Fiサービスをレンタルしていきましょう。東京から北京までは飛行機で約4時間。21時に出発し、到着したのは深夜1時ごろでした。

北京の第一印象は…圧倒的な寒さでした。東京で暮らしている人間が経験したことのない寒さで、冬の夜は氷点下20度になるとのこと。できる限りの防寒装備にマスクをしていても鼻水が出てくるし、そしてその鼻水が凍ってマスクがカチンコチンに…。ただ、ホテルなどの屋内は十分暖房がきいているので安心しました。また年末年始の旅行でしたが、中国では旧正月の時期がホリデーとなるので、ほとんどのお店や施設が通常営業でした。

翌日は朝から万里の長城へ。入口によっては観光客でごった返しになるとのことですが、自分が利用した慕田峪長城はそこまで人も多くなく、待ち時間も長くなかったのでお勧めです。

中心街から片道2、3時間ほど。地下鉄で東直門駅まで行き、そこからバスを何度か乗り継ぐ必要があるのですが、途中バスを待っていると観光客向けに慕田峪長城のふもとまで送ってくれるというドライバーがいたのでお願いすることに。バスより値段は高かったのですが、タクシーを呼ぶより安いし、旅行慣れしている人ならトラブルに巻き込まれる危険はないと思います。ふもとの駅からケーブルカーに乗っていざ万里の長城へ。

「テレビでよく見る風景」と言わんばかりのザ・万里の長城の風景がそこに!万里という名前の如く視界の果てまで続く城壁を十分に堪能できるスポットです。観光客の数もそこまで多くはなく、ゆっくり落ち着いて景色を楽しむことができます。ただ冬場は極寒ですのでこれでもかというくらいの防寒装備をしたほうがいいです。また必要最低限の整備はされていますが、急な斜面、でこぼこな階段、ロープウェイ乗り場付近などにしかお手洗いがないなど、小さい子供を連れてくるには少々危ないかもしれませんのでご注意ください。

ローカルのお店では日本語や英語が通じないことはありますが、メジャーな施設や観光地では問題ないです。香港と比べると物価はかなり安いのでおいしいものを安くで楽しみたい人には北京は絶対にお勧めです。私は往復の航空券込みで10万円も使わずに十分に楽しめましたので、週末旅行の候補にぜひ!