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予言の島 | 澤村伊智
34歳 | 男性 | 会社員 | アイアンブリッジ
私がこの予言の島を読んで見ての感想は本を読み進める内に感じていた違和感がラストで解明された瞬間は本当に驚きました。
この本はミステリーとオカルトの両方の属性がある本で作者の澤村伊智さんの作品はオカルトが多く、オカルト好きな私は欠かさず読んでいたのですが、今回はミステリー要素があるオカルト本で両方楽しめたのが本当によかったです。
物語の導入部分としては昔、有名な霊能力者が本のタイトルにもなっている島で6人が亡くなると予言する日に主人公をはじめとする登場人物が集まることでスタートします。
主人公は同郷の幼馴染が仕事先でひどいパワハラに遭ってしまい精神に変調をきたしてしまったので、幼馴染と集まり仲間の慰安旅行も含めてこの島に来るのですが、島に一緒に来た仲間が死んでしまいます。
最初は事故死かと思われた仲間の死なのですが、後頭部に殴りつけられた後があり殺人事件として犯人を捜すのですが、そこからこの島の異常な様子が徐々に明らかにされていきます。
島民曰く、島の山には怨霊が潜んでおり、時折山から下りてきて人を殺すというのですが、その怨霊の正体とはなんなのか?
本当に予言された日に6人死んでしまうのか?先が気になって1日で読んでしまった作品です、
また、この本のラストは驚くこと間違いないのでミステリー好きな方には是非オススメしたい一冊です。