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ラノベだけどラノベらしくない「追伸 ソラゴトに微笑んだ君へ」

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追伸 ソラゴトに微笑んだ君へ | 田辺屋敷


19歳 | 男性 | 学生 | 山田

この作品はライトノベルだけれども、ライトノベルらしくない作品と公式レーベルさんの方でも言われていました。
私が読んだ印象は今流行のライト文芸といったジャンルに入ると思います。

物語は、主人公の篠山マサキが高校二年生の二学期初日に美少女かつ優等生のヒロイン風間ハルカと出会って始まります。
その時、マサキはハルカのことを認知していないのにも関わらずハルカの方は一方的に彼のことを知っていました。
マサキはハルカのことが気になり、その正体を明かすために色々と探り出した結果、綴っていた葉書との繋がりがあることに気づきます。
実は、マサキが綴っていた葉書のやりとりをしていた相手こそがハルカだったのです。それも現在のハルカではなく、幼少期時代のハルカでした。
この作品は現在と過去が交差していて、主人公の綴った葉書を過去に届くポストに投函し、その葉書の内容によって現在が変わります。
ハルカの正体は、高校生で青春を謳歌しているマサキに憧れを持った少女であり、出会うはずのない二人が同じ高校でボーイミーツガールしちゃうわけなんです。
簡潔にまとめたので、上手く物語の世界や内容をまだ理解できないかもしれませんが、とても面白く笑って泣ける感動的な作品となっていますので一度読まれることを強くオススメします。