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薬屋のひとりごと | 日向夏
48歳 | 女性 | パート・アルバイト | るかのん
スマホで読める無料のマンガアプリで漫画を読んでハマり、原作の小説があるということを知ったので現在販売されている９冊を大人買いして一気に読みました。架空の国の話ですが、世界観がとてもしっかりしていてあっという間に読み切りました。
主人公は街中で薬屋を営んでいた猫猫（マオマオ）という女の子ですが、ある日薬草を採取している間に人さらいに遭ってしまい後宮へと連れ去られてしまいます。官女としておとなしく２年の年季が明けるのを待っているつもりでしたが、好奇心から後宮内のナゾトキをしてしまいます。そこから、猫猫の人生が大きく変わってしまう・・・というストーリーです。
原作は「小説家になろう」というサイトに連載されている小説のためか、１つずつの章が短くなっています。（文庫本１冊に20章ほどが収まっています）その分、話がテンポよく進み読みやすいです。初めは後宮の中だけで起きていた問題やナゾトキも、話が進むにつれ帝の跡継ぎ問題や国の外交問題へと広がっていきます。それにつれて主人公を取り囲む人も入れ替わりますが、すんなりとついていくことができました。
分厚い文庫本を９冊読みましたが、まだまだ話が終わる気配はありません。どこまで続くの？という不安と「ずっとこの物語を楽しみたい」という思いに挟まれつつ、続きが気になっています。笑