高速道路のサービスエリアで見る意外な世界

車中泊の場所と車種

神奈川県都築S.A | BMW250iツーリング | 1人


東京都 | 自営業 | 49歳 | 男性 | OMU

まさか!車中泊に興味のない自分がすることになるとは・・・。

原因は、夫婦喧嘩。。。

仕事を終え家に帰宅し、鍵を開けドアを開けようとすると防犯ロック(10センチくらいしかあかないやつ)がかかっている。

外し忘れかと思って電話をすると、私の浮気がバレていたと知る。

言い訳をしようと電話をするが、でない。。。なんど電話してもでない。

狭いドアの隙間から謝るが、時刻も夜遅かったので近所の目があり断念。

トイレに行きたくなったので、近くの公園で用をすませると、

妻からLINEが。。。“車のキーを玄関の外に置いたので車で寝てください”とのこと。

ですが、季節は冬。車庫でエンジンをかけるのもなんなんで、

車中泊できそうなところを考える。

近所の公園の脇や、コインパーキングなど。

でも、エンジンをかけてると不審車に思われないか心配。

そこで、思いついたのが実家から30分ほどで行ける

第三京浜の都築サービスエリア。

あそこなら、エンジンつけてても不審ではないし、

トイレも自販機もある。(食堂は深夜は閉店)

さっそく向かった。

サービスエリアではじめて車中泊を試みていると

以外にも、似たような人たちがいることに気がつく。

営業マンの仮眠らしき社名の入った地方ナンバーの車や

キャンパー、はたまたガチの車上生活者。

おもしろいのは、それぞれサービスエリア内での棲み分けができていることだった。

トイレに近い場所には社名の入った車。

遠い場所にはキャンパー。

興味深かったのは、車上生活者。

車を停めているのが、みなトレーラーゾーンなのです。
(理由は遠慮なのかなんなのかわかりません)

ちなみに、なぜ路上生活車とわかったのは、

翌日明るくなったとき、独特の雰囲気が車からでていたためです。

車内からダンボールでガラスを全て覆っている車。

覆っていない車は、見るとゴミのような荷物だらけ。

しかも、サービスエリア管理人らしき人に注意されていたからです。

彼らは、注意されると出ていきました。

ちなみに、実家には3日帰れず同サービスエリアで車中泊をしました。

この、棲み分けは変わらずでした。

初日に見た車上生活者は同じ人たちでした。

はじめての車中泊で思わぬ世界を垣間見ましたが、

思ったのは、車上泊にとって数百円で安心・安全・便利に過ごせるのは

サービスエリアだということです。