M1 MacをmacOS Big Sur 11.0.1にアップデートしたらキーボードが反応しなくなった!解決方法あり

AppleSilicon M1のMacBookAirめっちゃいい

みんなもビックリしていると思いますが、M1のMacBookAirめちゃくちゃいいです。知らずに店頭でメモリ8GBモデルを買ってしまいましたが、それでもAdobeソフトなど十分動きます。というかずっと使ってたMacBookPro15(2016)のそれなりのグレードよりよっぽど速い。

Big Surのアップデート後 キーボードが打てなくなった

そんな安い速い上手いの3拍子揃ったMacBookAirですが、OSアップデートが来てたのでさっそく実施。

実施中に画面が暗くなってしまい、動いてる気配がなかったので仕方なく電源長押で強制終了。
再び起動させたらアップデートは引き続き行われてるようで、安心していたのですが、、、

キーボードが打てなくなった!!!

しかし、全く打てないのではなく、起動時ログイン画面のパスワード入力欄だけは打てるのです。
なので、一見通常通りにMacは立ち上がります。
が、その後全てにおいてキーボードが反応しません。打てません。

でも、ここでも少し妙な違和感は感じてました。
というのも、キーボードショートカットでコピペやバックスペースは効いているのです。

でも、謎すぎてムリポ。
Bluetooth接続のアップル純正Magicキーボードも同じ現象。

諦めて、タイムマシン(バックアップ)から復元しようと思ったけど、めちゃくちゃ残念ながらM1 Mac使いだしてから全くバックアップ取ってなかった_(:3」∠)_

しょーがない、幸いファイル関連は全てiCloudにアップされている。OS再インストールや。もうこれしかない。。。

最後にセーフモードで起動して確認してみた

実は、M1 Macにはいろんな「リセット」機能はついておりません。
OS再インストールやタイムマシンからの復元は、起動時に電源ボタン長押ししまくったら「オプション」画面が出てくるのでそこから進めます。

セーフモードで起動してもキーボードは使えませんでした。

そんな折に「おっ!?」となる現象が。

Evernoteを立ち上げたら「Rosetta」をインストールしろよ!と警告されたので、そのままインストールしました。
Rosettaとは、AppleSiliconに対応していないアプリを対応させるためのアプリです。
OSアップデート前はこんなん出たことなかったのに。

で、ちょっとだけMacいじってたら「Google日本語入力」使いたかったら再起動しろよ!とまた警告が出ました。

キーボード反応なしの犯人はRosettaとGoogle日本語入力

システム環境設定 > キーボード > 入力ソース

自分はずっとGoogle 日本語入力を使っていたのですが、ここにあるMacのキーボード(ことえり?)ABCだけ削除できないのを不思議に思ってました。

そうです。
起動時ログイン画面はこの入力ソースを使い、Macが立ち上がった後はGoogle日本語入力に切り替わっていたのです。

なので、ログイン画面は突破できても、Rosettaがインストールされていない状況で動かないGoogle 日本語入力を使うシチュエーションでは全くキーボードが反応しなかったということですね。

結果、警告に従い再起動すれば問題なくキーボードが打てるようになりました。

マジでビビリました。

まとめ

普段Google日本語入力を使っているユーザーで、macOSアップデート後にキーボードが反応しなくなったら、Rosettaをインストールしてから再起動すること。
Rosettaをインストールできる環境にない場合は、キーボードの入力ソースでApple純正のことえりを追加すればキーボード打てるようになります。