最近よく見かけるニュースのひとつに「モスバーガー客数減」みたいなのがある。
昔々の話ではあるが、マクドナルドでアルバイトしていた身としては少し気になるのである。
20年前といえばモスバーガー=高嶺の花であり、健康思考でお金持ちのステータス(とまで言わないが)的な扱いだった。自分の中では。
しかし、いつの間にかマクドナルドはグングン利益を伸ばす一方、モスバーガーは客数減が止まらないという状況。
これはマクドナルド=安いというイメージもあると思うが、それ以上の問題は受動喫煙の問題が大きいと思う。
もちろんマクドナルドは格安な商品もあるが、20年前と比較すると、べらぼーな価格上昇なうである。バーガー単品で400円ぐらいしてるもんな。
モスバーガーも新店舗は全て禁煙にしている。そして既存店も少しずつ禁煙にしていってはいるが、まだまだ分煙止まりだ。
いつも思うのが、ガラス越しのタバコの煙でモクモクした喫煙席に閉じ込められた子どもを見るたびに心が痛む。。。
喫煙者自身がタバコの煙で病気になるのは自業自得だし、それを納得して喫煙しているのだから、別に誰も困らない。しかし、非喫煙者が副流煙を吸って病気になるのは本当に納得いかん。
もっともハンバーガーチェーンに通うと思われる層、20代30代の喫煙率をググッてみた。
JTの調査によると、
平成29年
20代 男性 22.8% / 女性 7.0%
30代 男性 32.1% / 女性 11.5%
このようなデータが出ている。つまり、大半の人はタバコを吸わないのである。
しかし、これが20年前のデータならどうだったか。
平成9年
20代 男性 62.5% / 女性 22.3%
30代 男性 62.4% / 女性 17.5%
こういうデータだ(JT調査なので多少のバイアスはかかってるだろうな)。
めんどくさいので全てのデータは記載しないが、この後は想像通り、ずっと喫煙率は下がり続けている。
マクドナルドはいち早く全店禁煙にした。モスバーガーは今でもまだ分煙止まり。
自分はマクドナルドに行くことはあっても、モスバーガーやファーストキッチンには行きたくない。理由はガラス越しのモクモク強制副流煙ちびっ子達を見ながら食べたくないから。あとドアの開閉時が臭い。
今後も喫煙率は下がるだろうし、時代の流れからも副流煙が問題視されてきている。
もう完全にモスバーガーはじめ、喫煙OK店舗は沈みゆく泥舟といったところでしょうかね。
居酒屋でも全面禁煙席じゃないと客が入らなくなるだろうな。早い段階で禁煙店にすることが体にも経営にも良いのに。
「タバコが吸えるから客が入ってくれる」という時代は完全に終息に近づいてきている。
これからの時代は「タバコが吸えないから客が入ってくれる」だ。
それにプラスで、非喫煙者は回転も早い。美味しいものを食べたら、次のお店へ行くが、喫煙者はいつまでもダラダラとタバコと安酒で長居する。おまけに非喫煙者に迷惑をかけるので、大きな売上を逃がす。(高収入の多くは非喫煙者、逆に低所得者層の多くは喫煙者 エビデンス有り)
早めの判断で経営の健全化を!
しかし非常に残念なのが、飲食店経営者の多くが喫煙者だということだw(これはエビデンス無しの体感値)